吸血鬼の私と狂愛王子

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兵士視点

痛い…痛い…

腹の骨が折れて、動くだけで痛い

生きているのかわからねぇ感覚になった

両手を拘束され、袋の中に入れられたまんまで

腹は減ったし、息もし辛い


カッコッカッコ……ギィ…カチッ

だ、誰か来た！

兵士「だ…ずけで…くれっ…！」

内臓が破裂するぐらいの激痛で頑張って声を出す

？？？「だーれが助けるかよ、バーカw」

聞き飽きた声

ああ、もう俺は56されるのか…

ジャキン…ジィー…パサッ

兵士「ん”っ…」

袋を開けられ、眩しいほどの光が目を痛くした

ここは……見たことがあるような…まあいい…

どうせあの女をかばってやってる事だろう？

兵士「あい、つを…かばぁ、って…はぁ…バカ…みてぇ…ヒ、ヒヒw」



グッ！

兵士「ひぎぃ！？あ…がぁ…」

莉犬「お前なんか…！4んじゃえよ！」

俺の首を絞め、叫んでいる

抵抗しようと足をバタバタするが、逆に息が苦しくなった

るぅと「莉犬、まだ我慢だよ…？」

黄色のガキが赤いガキの手を剥がす

莉犬「っ！ご、ごめん！俺っ…」

自分の頭を抱えてうずくまっている、いい気味だ

さとみ「んー、俺も莉犬の気持ちわかるから、一旦冷静なれ」

莉犬「ん…ありがと」

何がだ！クソ王子達が！

ななもり「ジェルくん、その椅子使える？」

ジェル「うーん……使えます、ね」

ななもり「おお〜！んじゃ、ジェルくん手伝って？」

俺の近くに来て、紫のガキが俺の右腕を掴む

兵士「な…す…だ」

ゴンッ

ななもり「あ！落としちゃった？」

兵士「あ”あ”あ”ぁ！？！」

紫のガキが俺をベットのような所から突き落とした

るぅと「もー、なーくんったら！」

さとみ「56さない程度になw？」

兵士「はぁあ…ん、はぁっは…」

ジェル「あ、早く……」

目の前が暗くなり、俺はもう……



〜〜〜〜




ビシャ

？？？「おーい、生きてるー？」

？？？「意地悪だね、さとみ君はw」

冷たい液体を頭からかけられ、目を覚ます

莉犬「あ、起きた」

まだ俺は4んでいなかった！

何故かわからないが、俺は座っていて、傷も治療されていた

ドアは目の前に開いてあった

脱出するチャンスだと思い、逃げようと踏ん張る

るぅと「あ！逃げられ…」

ざまぁみろw

ガチャン

え？

手と足を見ると、俺がなんで座って入られたのかがわかった

俺は拘束椅子に座らされていた

ころん「えw？逃げられるとでも思ったの？w」

くそッ！ハメられ…

ななもり「俺たちの怒りがやむのと、貴方が4んじゃうの、どっちが早いんですかねぇw？」



こいつらは悪魔だ…！

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