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莉犬視点
?「…い…犬…おき…!」
そのうるさい声に俺は起こされた
莉犬「ふぁ……」
少しあくびをし、起き上がった
体には温かい毛布がかけられていた
ジェル「よかった…生きてた…」
ジェルくんとさとみくんが俺が動いたのを見て、涙目になっていた
莉犬「…っ」
ジャリン
手首は鎖で繋がれていた
それに、何かわからないが点滴のようなものもついていた
さとみ「莉犬…お前よく生きてたなぁ…」
???なんのことかわからず、思考を巡らせた
…俺はころちゃんの叫び声をきいてここにきて、そこには女の子がいてその子に首を絞められた後俺は…??!?
莉犬「なんでいきてんだ俺!?首絞められたはずじゃ…」
ジェル「それに、倒れた後2日くらい一度も目を覚ましてなかったんやで?」
さとみ「普通の人間なら、首を絞められたら4ぬし、2日も何も食べていないまま寝ていたら、お前みたいに動くことだってできねぇぞ?」
莉犬「俺人間じゃないの!?」
さとジェル「人間だろ?」
……ってあれ?
莉犬「なーくんは!?」
ころちゃんは床に横たわって寝ており、るぅとくんは生きているかどうかすらわからない
でも、俺と一緒にここに来たなーくんがいないってどういうこと?
俺がなーくんの名前を出すと、二人は顔をくもらせた
?「なーくんは連れてかれたよ…」
掠れた声で答えてきたのはころちゃんだった
よかった、ころちゃんも無事だ
ころちゃんも同様、手首に鎖があった
それよりも、なーくんが?
莉犬「どういうこと…?」
俺は恐れながらもきいた
ジェルくんはゆっくりと震えている口を開いた
ジェル「なーくんは、あの子と“ゲーム”をしたんだ……それでっ…俺のせいで…!」
体も震え始め、呼吸が速くなっていったジェルくんの背中をさとみくんはさすった
さとみ「ジェルのせいじゃないから、自分を責めるな」
ジェル「うん、ごめん…」
ころん「…たぶん生きてるとは思う…」
ころちゃんは横たわりながらいう
ころん「あの子は、るぅとくんとゲームをやった後にるぅとくんをどっかに連れて行って…その後子供みたいになって…自分を刺して…。でも、子供みたいになった時に「生きてるよ」って言ってたから…」
さとみ「生きてるってわけか…」
ジェル「でも、なーくんはどうかわからな…!!」
カッカッカ、ガチャ
急にドアが開く音がして、俺は怯えて下を向いた
みんなも静かになり、恐くなった
?「…そんなに怯えなくていいよ…」
その人の声は、聴き慣れている声だった
なーくん?
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カカオ - コラボしてくれたらイメ画あげます (2022年1月12日 19時) (レス) @page33 id: 9689beb0ab (このIDを非表示/違反報告)
歌い手が好き - 徒花(腐女子)さん» あぁ…んー?前にアンケートで決めたのでハッピーエンドではないですね…時間があれば書きます!王族は血祭りですy(((( (2020年3月28日 21時) (レス) id: 909c1fe0ab (このIDを非表示/違反報告)
徒花(腐女子) - 可哀想だけどこれから多分幸せになるんですよね!?絶対幸せになって欲しい後王族血祭りにして欲しい((( (2020年3月27日 19時) (レス) id: 3a5cb22906 (このIDを非表示/違反報告)
歌い手が好き - ゆもちさん» 俺もななジェルが同じ部屋だったらこうなるかな?って妄想しましたwありがとうございます!頑張ります! (2020年3月23日 3時) (レス) id: 909c1fe0ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆもち(プロフ) - ジェルくんがさりげなくなーくんのベッドに寝転がってるの笑いましたw 大好きです! これからもがんばってください! (2020年3月21日 19時) (レス) id: f7a618a47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌い手が好き | 作成日時:2019年12月24日 0時