”悪い子にはお仕置きです” ‐INFINITE‐

STORY 25 ページ26

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まさか‥‥違うわよね‥‥‥‥


スルスルと誰かに導かれるかのように
身体が勝手に部屋へと入っていく



あの声の正体を知りたいから‥‥‥

きっと"違う人"だと

この目で見て安心したいから‥‥



徐々にふくらはぎ‥‥太もも‥‥

少しずつ近づいている



突然 "ｶﾞｼｯ" と腕を掴まれあっという間に

部屋の外へと連れ戻されたのだ



「‥‥‥‥!!!?」

ｿﾝｷﾞｭ『お嬢様‥‥こんな所で何を‥』

「べ‥別に‥何もないわよ」

ｿﾝｷﾞｭ『何もなく

ミョンスの部屋に入ったのですか？』


ミョンス‥‥‥
やっぱりあの声は彼だったんだ


「あたしの事なんて

もう関係ないでしょ！放っておいて..っ!!!!!」


怒り狂ったように怒鳴ってしまい

両手で口を抑えるも 時既に遅し



？「だれぇー･･」


ミョンスの部屋から出てきた

下着姿の女の後ろから


「ミョンス･･」


ﾐｮﾝｽ『‥‥‥‥？？？』


頭の上にはハテナが浮かんでいる




"まるで、あたしの事を知らないかのように"








？「何なのこの人」

女はミョンスにくっついている
まるで見せびらかしているように


「あたし･･は‥‥その」



ﾐｮﾝｽ『？？？

ユアンお嬢様行きましょう』


バタンと閉まった扉を眺めているあたし




ｿﾝｷﾞｭ『お嬢様‥少し話せますか？』


「話し‥‥？」




そのまま、ソンギュの後に着いて行った




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