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アメリカ・ネバダ州にある、テレビ等で知られることは滅多に無いがこの世界ではかなり有名な総合大学である
ここでは教鞭を執る人間がとても優秀な為、様々なジャンルの知識を学ぶことが出来ると言われている
優秀な警察官と凶悪犯罪者を50:50の割合で排出する、天賦の才を持つ者か知能指数の高い精神異常者しか入学していない等と揶揄されることが多い
「最近じゃ、12歳の生徒がここを飛び級で卒業したって噂だな」
恐らく、いや間違いなくクイーンのことだろうなと思った、この大学でもそんなことを澄まし顔でやってのける人間なんて指程も居ないだろうから。
「随分と豪華だな」
大都会の中心地の大学だと言うのに中は豪華絢爛のまま植物が上手く共生していた、時たま見られる褪せた青色の屋根や建物が年月を感じさせる。
一瞬宮殿かと見間違う程の建造物だ、アール・ヌーヴォーとかゴシックとか建築学に通暁してはいないが兎に角凄いものだと思わせた。
更に凄いのは、こんなにも古そうな建築の傍にある硝子や木、その他人工素材を用いた城のような箱型の建物───ホテルに似ている───が上手く調和している事だ。
「まあ仮にとはいえラスベガスの中にあるからな」
銀髪のチビは目を輝かせている、世宇子スタジアムを興味津々な様子で見ていたらしいからそういったものに一定の好感や好奇心があるのだろう。
俺達は正門からではなく裏口から入るらしい、何と裏口はすぐ近くにあった、言われなければ絶対に気が付かない。
「実は俺も入るのは二回目でね」
褪せた青い屋根の建物を通り過ぎると、物陰───このド深夜に影もクソもないんだが───に何やらパネルらしき物がある、大理石に上手く同化していたらしい。
この男が番号を入力すると地下通路が現れた。
「お、出迎えありがとな」
「“研究室”はすぐ傍だからな、お前如きが心配するな」
黒髪の男だった、影と暗闇に埋もれて真面に見ることも出来なかったがパネルの光で辛うじて黒髪だと判断することが出来た。
そしてコイツの目を見た瞬間、ゾッとした。
『何をしでかすかは知らんが、Aourに関わるのはオススメせんぞ。
この子は知らんが、周りのヤツらは平気で薬を飲んで人を殺すような子供ばかりだ、未だ人で居たいなら───』
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久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - ゆりりんさん» ゆりりんさん、コメントありがとうございます！すみませんバタバタしてました……。これからはネタ切れしない限りは更新していきますので暖かい目で見て頂けると幸いです。 (2022年4月24日 16時) (
レス) @page38 id: 6e12f91009 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！ (2022年4月23日 12時) (レス) @page33 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 星猫さん» 星猫様、閲覧及び高評価、コメント、ありがとうございます！更新速度が遅い今日ですが、生暖かい目で見ていただければ幸いです！ (2021年9月11日 23時) (レス) id: 6e12f91009 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月11日 8時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：久坂朧@三色団子と朧は神 | 作成日時：2021年8月30日 8時
