今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:23,338 hit
小｜中｜大
episode90 ページ44
「棗くん流架くん」
「ねえ待ってよー、おどろー」
あ、棗とルカぴょん！
…スミレちゃんを筆頭に取り巻きもいる。
棗と蜜柑ちゃんの顔を見る限りまた何かあったんだろうなー。
ルカぴょんは昨日の今日で気まずそう？
キスしちゃったもんね〜。
ていうか棗とルカぴょんいつからそんな大人気に？
元々陰ながら人気はあったみたいだけど、こんなに堂々とダンスを申し込んでくるような人はいなかった気がする。
ルカぴょんはともかく棗は目つき悪いし。
「ちょっと前までは棗くんのこと怖がって2人を陰から見てた奴らばっかだったのにここ最近棗くんの空気が柔らかくなったって評判で図々しい奴急増なんです！」
「それに加えて昨日の劇！中等部にまでヌケガケして“彼女になりたーい”な奴らがでてきて取り締まるの大変なんです。A様なんとかしてください！」
なんとかしてって言われても…。
スミレちゃんがどうして棗とルカぴょんのファンが増えたのか説明、いや、力説？してくれる。
確かに棗の周りの空気が前より柔らかくなったというか、表情も明るくなった？
蜜柑ちゃんが来てから絡みやすくなったよね。
ルカぴょんが笑うことも増えたし。
私としてはとても嬉しい変化なんだけどスミレちゃんにとっては仕事が増えて大変かもね〜、なんて呑気に考える。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：莉桜 | 作成日時：2018年2月5日 20時
