現世任務in米花町 (ページ24)

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番外編いちページ24

実はこの本丸、他所とは違ったある伝統がある。それが___

一「鶴丸国永、驚かそうの会！！」

いぇーーい、と盛り上がりを見せる今日の厨。ちょうど鶴丸は長期遠征だ。

弟たちも含め、1番被害にあっている一期会長を筆頭に毎年不定期で行われる会。

いつも散々な目に遭っているみんなを代表して、くじで誰が制裁を下すのか決める方式だ。

「えぇえ！！！わたしーー！？」

困ったことに、なんと今年は私が当たってしまった。初期は審神者なんか入ってなかったはずなのに…とほほ…

一「では。よろしくお願いしますぞ、主殿。」

うっ…粟田口一家…そんなキラキラした瞳で見つめないで、主張り切っちゃうから！！

***

とは言っても、何気に鶴を驚かすのは難しい。

なんせ鶴は私にべったりだし、私も何だかんだ鶴のそばにいることが多い。

うんうん唸りながら歩いていると、曲がり角である人物とぶつかった

「うわぁ！！ごめんよ！」

一「！こちらこそ申し訳ない。主殿、お怪我は？」

手を差し伸べてくれた一期をみてピーンときた。これだ！！！

「一期！！ちょっっとお話あるからいい！？」

はい？と怪訝そうに首を傾げる一期をずるずると審神者部屋に押し込んだ。

一「…なるほど。恋人ドッキリですか。」

そう。私が提案したのは、名付けて！『一期と主、実はもうすぐゴールイン！？』ドッキリである。

鶴丸は近侍の時に、毎回私の恋愛について語るのが習慣だ。

そして最終的に、「ま、主のようなおばばを娶る男はいないだろう」と締めくくる。

ふっざけんな！女心はいつだってピチピチの17だっての！！

ふっふっふ…一期のようなロイヤル～な彼氏が出来たら、たとえあいつだって驚くだろう！

みとけよクソじじいめ…と復讐の炎に燃えていると、一期は納得したような顔をして

一「もちろん請け負いましょう。不束者ですが、お手柔らかに。」

と微笑んだ。

こうして私の初彼氏(仮)が出来たのだった。

続く
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こんにちは！作者です。

いやー重い話ばっかかいてると、こういうくだらない奴に走りたくなりますね！((

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駄作者が鼻水垂らして喜びます((