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はち ページ18

「…清光」

「わかってる、任せて。」

清光が他の子たちを呼びに行ったのを見送って、思考に入る。

おそらくこの事件の犯人は、闇堕ちした刀剣男士だ。

状況から踏まえるに、彼はあの白戸寺にいるとみてまず間違いないだろう。

今の所判断し難いが、おっさんのとこがブラック本丸である可能性が出てきた。

こんのすけに確認を急ぐか。

コ「ねぇ優希さん、何か気づいたことがあったの?」

正直彼らにこのことを話すのはリスクが高い。

ただ、好奇心に溢れる彼らが大人しく引き下がるとは思えないし、かえって煽ることになってしまうかも。

勝手に行動されると私たちもやりにくいし、彼らを守るためだ。致し方あるまい…

「…この事件の犯人を知ってる。」

何やて!?と平次くんは身を乗り出す。対してコナン君は、予期していたのか目を細めていただけだった。

「彼とは直接的な知り合いではないけど、任務の関係で彼のことは知ってる。というか、単なる憶測だけどね。言っとくけど、彼が着ているのは赤い着物じゃない。血で真っ赤に染まった白い着物だよ。」

あまりのことに2人は愕然としているようだった。

そう、犯人はおそらく鶴丸国永だ。太刀の類で真っ赤な着物を着ている刀剣はいない。

ならば、決め台詞でお馴染みの彼が妥当な線だろう。

今「あるじさま!まさか…」

「うん、急がないと彼が危ない。一週間もたってるんだから霊力がそろそろ切れる頃だ。明日の早朝に出発しよう。」

いつのまにか集まって話を聞いていた彼らは、力強く頷いてくれた。

コ「ちょ、ちょっと待ってよ!僕らも…」

「ここから先は私たちの管轄。大人しくして、と言いたいところだけど…そんな感じじゃないよね君ら。勝手に動かれるのは困るから、明日は私たちについて来てもらえる?」

ギョッとしたようにこちらを見る清光と、満足げに頷く平次くん。

加「ちょ、ちょっと待ってよ主!下手したらこいつら死ぬよ!?うちの鶴丸さんは大丈夫かもしれないけど、墜ちた鶴丸国永はマジで危ないって!」

「大丈夫。彼らにはそこまで入らせないし、ちゃんと護衛もつけるつもり。多分ほっといたほうが危ないよ?」

心配してるんだね、ありがとう清光。と声をかけた。

彼はまだ何か言いたげだったが、私の意見も最もだったのだろう。それ以上言及することはなかった。

きゅう→←なな



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ルナ(プロフ) - 中々面白いです! 更新頑張って下さい! (2019年5月20日 17時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:PIKA | 作成日時:2019年5月19日 20時

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