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そんな日々から俺を救ってくれたのは、
他でもないメンバーでした。
あ、今俺って言っちゃった?
こういう真面目な時って僕だよね?あれ私?
話が逸れたね、ごめんごめん。
こういう雰囲気なんて慣れてないからさ、
日本語って難しいや。
何がともあれ、ドン底に堕ちた俺を、
メンバーが引っ張りあげてくれました。
俺はいつも元気なのが取り柄だと思ってるからさ、
こんな暗い自分がバレたら、
なんて思われるんだろうって。
軽蔑されたり、嫌われたりするのが怖くて。
必死に取り繕って隠す俺を、
メンバーが叱ってくれました。
なんかもうネガティブな思考に支配されてるからさ、
あぁもう終わったって。
なんの根拠もないのに、
あぁ俺もうジャニーズ辞めなきゃいけないのか
なんて、今思うと訳が分からない涙を
流した日もありました。
もう訳が分からない辛さに、
本当にぐちゃぐちゃな毎日を過ごして、
空回りして、みんなにめちゃくちゃ迷惑かけた。
何も言わないでいてくれるのも、
何か声をかけてくれるのも、
みんなそれぞれ気を遣って、
俺に最大限の優しさを持って接してくれました。
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みるく(プロフ) - 一気見させていただきました。とてもとても心に残りました。繊細な文章でとても苦しく…。また次回作も楽しみにしています。 (2021年3月5日 18時) (レス) id: 9c51ec73fc (このIDを非表示/違反報告)
真奈美(プロフ) - いい作品を書いてくださりありがとうございました。次回作も待ってます。 (2021年3月5日 13時) (レス) id: 0334695bad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:昴 | 作成日時:2021年2月28日 23時