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目「… ごめんなさい。」
泣きながら謝る目黒。
佐「めめは何も悪くない。何も悪くないよ。
気持ち悪いもの見せちゃってごめんね、
嫌いになるのも当たり前だから。
…自分のこと、責めないで。」
目「ちが、俺は！！
気持ち悪いなんて思ってないし、
嫌いだなんて思ってない。
俺の軽率な行動で、
佐久間くんのこと傷つけちゃったこと。
ごめんなさい。」
佐「顔上げてって！
大丈夫、大丈夫。
気にしてくれて、ありがとう。」
向「俺らも入れてよ。
…力に、ならせてや。」
深「信頼してなかったわけじゃない。
お前らのこと、勝手に守ったつもりになってた。
ごめんな。」
微笑みながら目黒の頭を撫でるふっかに、
気づけば全員が泣いていて。
ラ「… 佐久間くんのばかぁ、」
号泣しすぎて鼻水まで垂れているラウールは、
佐久間の胸をポカポカと叩く。
佐「ごめん、ごめんね。」
向「もう謝らんで。
俺らも協力するから。
もう隠すのなしやで。
なんでも言ってな。」
涙でぐしゃぐしゃの顔のまま、
皆で微笑みあっている空間は、
間違いなくメンバーを想う気持ちと
愛に溢れた最高の空間で。
なんの根拠もないけど、
俺らなら大丈夫だって。
きっと、何がろうと、乗り越えられる。
こうやって、全員で。
普段温厚な性格の奴が、
メンバーの為に声を張り上げて
意見を主張することが出来るんだ。
そう確信させてくれる、
素敵な空間だった。
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みるく(プロフ) - 一気見させていただきました。とてもとても心に残りました。繊細な文章でとても苦しく…。また次回作も楽しみにしています。 (2021年3月5日 18時) (
レス) id: 9c51ec73fc (このIDを非表示/違反報告)
真奈美(プロフ) - いい作品を書いてくださりありがとうございました。次回作も待ってます。 (2021年3月5日 13時) (レス) id: 0334695bad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2021年2月28日 23時
