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深「阿部ちゃんも知ってて今日佐久間についてる。
本人が無理してでも笑ってるんだから、
あんま俺らが深刻な顔して暗くするのもアレだし、
出来ることからサポートしてこうって。」
岩「翔太も出来ることだけでいいから
協力してほしい。」
渡「…俺、無理かもしれない。」
宮「佐久間もそんなに気遣われたくないだろうし、
あくまでいつも通りに、
若干気にかけてやるくらいでいいと思うよ。」
渡「薬のこと、言わないでって
言われてたんだけど。
照たちが怒ったら、多分俺の事嫌になると思う。」
岩「それは翔太悪くないだろ。
むしろ言ってもらえてありがたいよ。
俺らは気づけなかったし。」
深「翔太が佐久間のこと心配してんのは、
佐久間もわかってると思う。」
宮「教えてくれてありがとな。」
そこまで言うと、翔太は鼻を啜り始めて、
宮「運転中に泣くなぁ！危ないから！」
岩「その辺のコンビニ停めてくれれば代わるよ」
渡「いや、大丈夫。ありがとう。
…ほんと、ありがとう。」
はにかんだ翔太は、
大袈裟に深呼吸をすると、
よーし、と気合いをいれて、
アクセルを踏み込んだ。
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みるく(プロフ) - 一気見させていただきました。とてもとても心に残りました。繊細な文章でとても苦しく…。また次回作も楽しみにしています。 (2021年3月5日 18時) (
レス) id: 9c51ec73fc (このIDを非表示/違反報告)
真奈美(プロフ) - いい作品を書いてくださりありがとうございました。次回作も待ってます。 (2021年3月5日 13時) (レス) id: 0334695bad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2021年2月28日 23時
