４４話 ページ8
A「ねぇ竜司…そんなに料理持ってきて大丈夫？」
机には竜司が好きそうな肉料理が多く置かれていた
竜司「いいんだよ！これぐらい余裕余裕！」
杏「てか、全部きちんと食べなよ？残したら行儀悪いし」
暁「確かに」
竜司「大丈夫だって！」
ｰ10分後ｰ
竜司「やべ…腹に溜まってきた…」
杏「暁、手伝ってあげれば？」
暁「…わかった」
竜司「クソっ…こうなったら一気に片付けるぞ！」
モルガナ「く、食った…」
暁「暫く肉はいいかな…」
暁はベルトを少し緩めながらそう言う
竜司「お、おうよ…俺たちみんなの勝利だ…」
A「勝ち負けの問題かな…」
杏「お疲れさま、最後に口直ししたら？」
竜司「やめろ…腹に入んねぇよ…つか、俺トイレ…」
モルガナ「わ、ワガハイも…そっと運んでくれ…」
すると上品そうな女性と男性がこちらをチラリと見て何かボソボソと喋りだす
女性「ちょっと見て、あのテーブル…」
男性「大目に見てあげようじゃないか。普段ろくな物を食べてないんだろきっと」
女性「親御さんの顔が見て見たいわ」
A「…」
Aはキッとその2人を睨むとそそくさとどこかへ行く
竜司「くそっ…ぉ、俺もう我慢出来ねぇからトイレに行ってくる…」
そう言い3人はトイレへと歩いていった
杏「…A、ちょっと飲み物取ってくるね！」
A「あ、うん！行ってらっしゃい！」
ｰ数分後ｰ
A「暁達遅いなぁ…」
杏「……」
A「あ、杏！おかえ……何かあった？」
杏「あ、まぁ…うん…」
A「そっか…」
竜司「戻ったぞー」
杏「遅い！！」
竜司「な、なんでキレてんだよ…？」
杏「あ、ごめん…さっきオバサンとちょっとね。ぶつかってきたの向こうなのに、皿落としたの私のせいにされちゃって…」
A「なんなのそれ…」
杏「大丈夫、でもお店の人が私を見て『あーあ』みたいな顔してたのがさ…私らやっぱり場違いだったのかな…」
A「そんなことないよ」
竜司「……なぁ、モルガナ」
モルガナ「なんだ？」
竜司「パレスって誰でもあるんだよな？」
モルガナ「歪んだ強い欲望を持ったヤツならな」
竜司「オタカラ取れば改心するってのもか？」
モルガナ「そうなるな」
杏「どうかしたの？」
竜司「さっき俺らも会ったんだ…身勝手で、人のことを見下しているクソな大人。俺らならソイツらを改心させちまえんじゃねーかと思ってよ」
文字数関係で次いきます
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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来栖（くるす）(プロフ) - ぺごくんと夢主の絶妙な距離が良いです！更新頑張ってください (2020年3月10日 4時) (
レス) id: e0626abd8d (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - わんこさん» ありがとうございます！！亀更新ですが完結させれるよう頑張ります！！ (2020年3月6日 4時) (レス) id: 365bab553a (このIDを非表示/違反報告)
わんこ(プロフ) - すごく面白いので更新待ってます…！！！ (2020年2月28日 7時) (レス) id: 2e63eb2431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルア | 作成日時：2020年1月13日 16時
