2 ページ2
Aside
私はそっと海へと足を進める
足首まで浸かった海は冷たく穏やかに波打ち夜の月が反射しとても美しく思えた
今なら先程の悲しい出来事も波にさらってもらえそうな感じだ
A「蓮…」
私はそっと彼の名前を口にする
でも…来るわけないよね…
??「A!!」
A「え?」
急に後ろから抱きしめられる
A「え…?れ……ん…?」
そこに居たのは息を切らした蓮がいた
どうしてここが…
蓮「はぁ…はぁ…Aのことならなんだって分かるに決まってるだろ…?」
A「っ…!」
そう言われ嬉しくなったが私は彼を押しのける
A「今日のあれ…なんなの…」
蓮「え?」
A「今日…高巻さんと一緒にいたよね…」
蓮「あ…あれは…」
A「言い訳なんか聞きたくない!私のことなんかどうでもよかったんでしょ!」
そのまま続けて言おうとすると蓮は私のことを抱きしめる
A「は、離して!」
蓮「ごめん。あれはその…誤解なんだ」
A「何が誤解なの?あんな楽しそうに笑ってたくせに!」
蓮「あれは!……Aの話で盛り上がって…その…」
A「え?私の話…?」
蓮「うん…最近ずっと予定が詰め詰めでAのプレゼントを買えてなかったから。だからたまたま近くに来ていた杏に頼んで一緒に選んで貰ってたんだ」
A「え…じゃあ私…」
蓮「動かないで」
A「? うん」
すると首に少しひんやりとするものが当たる
蓮「誕生日…おめでとう」
首元をそっと触るとハート型のネックレスがかけられていた
蓮「その…今日は一緒に居れなくてごめん…」
A「馬鹿…次私に何も言わずにあんな光景見たらほんとに知らないから」
蓮「ちゃんと伝えるようにする。もう心配かけないから…」
A「約束ね…」
蓮「…帰ろう?Aのためにケーキも用意してるんだ」
A「! ……うん!」
その日、一緒に食べたケーキはとても甘く幸せな味だった
風邪引きさん達 (男性陣) ※神崎ユキ様リク→←嘘つき (雨宮蓮) ※ピエロ様リク
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
ルブランのカレー
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
72人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルア(プロフ) - 神崎ユキさん» 第2弾までいけたのも読んでくれている皆様のおかげなので、ちょっと張り切っておりますw (2020年1月8日 21時) (レス) id: 365bab553a (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユキ - ルアさん» あぁぁぁ…ニヤニヤが止まらない…早速書いて下さりありがとうございます!更新が速くて感激です… (2020年1月8日 19時) (レス) id: caba0450fa (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - 神崎ユキさん» 自分が今風邪気味なせいなのかすぐ脳内に浮かんできたのでぺぺーいと仕上げました!! どうですかね?(´・ω・`) (2020年1月8日 17時) (レス) id: 365bab553a (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - 神崎ユキさん» 明けましておめでとうございます!ありがとうございます(´;ω;`)男性陣を夢主が看病してみたorされてみた ですね!ご期待に添えるよう頑張ります! (2020年1月8日 17時) (レス) id: 365bab553a (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユキ - 明けましておめでとうございます、そして…続編おめでとうございます!リクエストなんですけど男性陣を夢主が看病してみたorされてみた的なシチュお願いできますか?語彙力なくて申し訳ないです… (2020年1月8日 15時) (レス) id: caba0450fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルア | 作成日時:2020年1月5日 20時