専属スタイリストの悩み。【防弾少年団】 (ページ2)

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今日もバイトしてボロアパートに帰る。

親も姉も中学の時に事故で死んでしまった。家事とかは出来る方で親戚にはお世話にならなかった。

それから高校は行かないでバイト三昧。

やりたいこともないし、このまま今のバイト先で正社員なって普通の毎日過ごしてくんだろうな。

着信音が鳴ってスマホを持ってベッドに寝っ転がる。
相手はカカオで知り合った韓国の女の子。日本語喋れるらしくてたまに韓国語教えてもらったり私が日本語教えたり仲良くやってる。

今、大丈夫?

大丈夫だよ

スタイリストとかって興味ある?

服好きだし、やってみたいかな

それから返信は来なくて夜ご飯を食べたあとにお風呂に入りながらスマホタイム。大好きな俳優とかのTwitterを見ていたら友達から返信が。

韓国にスタイリスト専門学校が出来てそこで勉強してみない?

学費とか払えそうにないな

入学歓迎テストの点数が上位三人は学費免除らしいよ。卒業したら必ずダンスボーカルグループの専属スタイリストになれるんだって。

あと、学生寮も免除だって。

夢のような話を聞かせてもらった。私はやってみるという言葉を送り先程送られたURLを開いた。