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三十一 ページ32





『それで、今日は稽古を
 つけてもらえるんですか?』

「あぁ!予定も任務も無いからな!
 しかし!今日からは本格的に始めるぞ!」

『えっなにを??』


本格的に………って、まさか…!!


「決まっているだろう!!







 【炎の呼吸】の伝授だ!」





……





「全集中の呼吸は出来るか?」

『出来ます。全集中の呼吸は
 基本中の基本だと聞いたので…』


習得するのに三年かかりましたけどね!!!


「では炎の呼吸について話すぞ!」

『わかりました。お願いします』

「あぁ!炎の呼吸は数ある呼吸法の中でも
 基本となる五大流派の一つで、
 水の呼吸と並び最古の呼吸と
 言われている!特徴は──」




………




「──だ!……うむ!
 これで全て説明したな!」


炎の呼吸…脚の踏み込み…
広範囲攻撃…高威力…


『なるほど…凄いですね炎の呼吸…』


聞けば聞くほど強そう……

でも、このまま煉獄さんに教わっていれば
私にも使えるようになるのかな…!?


「実際に見せてやろう!」

『えっ本当ですか!?』



……




実演という事で、
私達は大きい木の近くに移動した


「八鎖少女!よく見ておけ!」


大木と煉獄さんの距離は結構ある

私は少し離れたところから見ていた


「──壱の型、不知火(しらぬい)ッッ!」


一瞬……

ドンッ!という音が聞こえたかと思えば、
煉獄さんは一瞬で木に近づき
袈裟(けさ)斬りを放っていた


『………ヒュッ…』

「これが壱の型だ!踏み込みから一気に
 間合いを詰め、それから袈裟斬りだぞ!」


離れているのに木が焦げたような匂いがする


………すごい…

めちゃくちゃかっこいい…

炎の呼吸…すごい……!

こんなすごい技習得できたら、
たくさんの鬼の(くび)を刈ることが出来る…!

あの御方もきっと喜んでくれるはずだ!


『わっ私!絶対に炎の呼吸を習得します!
 なんでもします!頑張ります!』

「いい心がけだ!!
 ならば、今から猛特訓だな!」

『はい!!』

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設定タグ:鬼滅の刃 , ギャグハー?   
作品ジャンル:ファンタジー
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ペン(プロフ) - コメントありがとうございます…!笑っていただけたようで何よりです…!第二章は、話のストックが溜まり次第出す予定ですので…頑張ります! (2019年9月1日 19時) (レス) id: 078d4a990b (このIDを非表示/違反報告)
雪月風花(プロフ) - すごく面白いですね!!乾杯のところで笑ってしまいましたwこれからもこの作品見て笑いたいと思います!更新頑張ってください!応援しています! (2019年9月1日 18時) (レス) id: 28009c6402 (このIDを非表示/違反報告)
ペン(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます!作品更新の励みになりました…頑張ります! (2019年8月21日 19時) (レス) id: ade812aa67 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年8月21日 13時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
ペン(プロフ) - 風雅さん» 好きと言って頂けるだけで嬉しいです…もう本当に感無量…ありがとうございます風雅さん…! (2019年8月19日 21時) (レス) id: ade812aa67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペン | 作成日時:2019年7月30日 20時

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