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ひとしきりぷりぷり怒った後、
千寿郎君は「掃除がありますので！」と
言い、どこかへ行ってしまった
………
「今日からここが八鎖少女の部屋だ！
好きに使うといい！」
『こんな立派なお部屋を…！！
ありがとうございます！！』
「気に入って貰えたようで何よりだ！
…うむ！屋敷内の部屋はこれくらいだな！
またなにかあった時は俺の部屋に来い！」
『分かりました！』
「あっそうだ、これを」
そう言うと煉獄さんは懐から紙を取りだした
「これは屋敷の見取り図だ！
慣れるまではこれを使うといい！」
『何から何までありがとうございます…』
「はっはっは！気にするな！
しかしここを見てくれ」
煉獄さんの指が指したところは何やら
赤でばってんが書かれている。
「ここの部屋には近づくな」
『なにか事情が…？』
すると煉獄さんは少しだけ顔を歪めた
『あっ別に言わなくてもっ』
「この部屋には父がいる」
『お父さん？』
「父上には八鎖少女が来ることを
あらかじめ話してあるが…
昼も夜もずっと酒を飲んでいてな！
万が一の事もあるやもしれん」
おっと。なんだかワケありみたいだ
『わかりました。肝に銘じておきます。
ちなみに遭遇した場合どうすれば…』
「逃げるなり倒すなり好きにするといい！
一応飲んだくれでも父上は元柱だからな！
倒すのは難しいと思うが！」
なるほど、逃げるのが一番か…
でも失礼じゃない？会ってすぐ逃げるのは…
しかも元柱のお方に向かって…
まぁ、その時はその時だ
「夕餉までまだ時間はある！
荷解きするも良し！屋敷を歩くも良し！
自由にしてくれ！」
そう告げると煉獄さんは部屋を出ていった
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ペン(プロフ) - コメントありがとうございます…！笑っていただけたようで何よりです…！第二章は、話のストックが溜まり次第出す予定ですので…頑張ります！ (2019年9月1日 19時) (
レス) id: 078d4a990b (このIDを非表示/違反報告)
雪月風花(プロフ) - すごく面白いですね!!乾杯のところで笑ってしまいましたwこれからもこの作品見て笑いたいと思います！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年9月1日 18時) (レス) id: 28009c6402 (このIDを非表示/違反報告)
ペン(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます！作品更新の励みになりました…頑張ります！ (2019年8月21日 19時) (レス) id: ade812aa67 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年8月21日 13時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
ペン(プロフ) - 風雅さん» 好きと言って頂けるだけで嬉しいです…もう本当に感無量…ありがとうございます風雅さん…！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: ade812aa67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペン | 作成日時：2019年7月30日 20時
