その場しのぎで生きてます

十七 ページ18

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(う〜んそれにしても今日どうしよう…)


「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」


(買いたい物も特に無いし…
そういえばお小遣い貯まってたなぁ
全然使ってないから当然だけど)


『ﾓｸﾞﾓｸﾞ…』


(自由にしていいって言われたし…
一人稽古でも…)


「うまい！うまい！」


『ﾌﾞｯｯ！！！！！

　えっ煉獄さん！？』


バッ！っと顔を上げたけど、
煉獄さんはどこにもいなかった


『んん…？気のせいかな…』

「似てましたか…？」

『おぉ〜う犯人は千寿郎君かぁ〜！
　本人かと思った〜も〜
　びっくりどっきり驚きの木だぞ☆』

「Aさんが何やら思い詰めているような
　表情をしていたのでつい…」


私の為に…！？千寿郎君は気遣いの塊だね！

渾身のびっくりどっきり驚きの木は
無視されたけど！！！


『気を使わせちゃってごめんね！
　自由にしていいって言われたけど
　何をすればいいのか分からなくて』


私これといった趣味無いからなぁ、なんて
喋っていると、千寿郎君は何か
思いついたような顔をした


「それなら、この後足りない物を買いに
　街へ行こうと思っていたのですが…
　Aさんさえ良ければ、
　一緒にどうですか？」

『えっいいの！？やったぁ絶対行くよ！
　ありがとう千寿郎君！』

「いえ、お役に立てて嬉しいです！」



さて、そうと決まれば
急いで準備をしなくては！！

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