十 ページ11
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美味しい料理でお腹がいっぱいになった私は
食器を片付けようと思ったのだが、
千寿郎君に「私がやりますので!」と言われ
しぶしぶ部屋に帰った
(ん〜それにしてもする事がない…)
こんな時は何をすればいいのだろう
歌詠み?書き物?読書?
あと他には……
何が…あった…け……
………
ブンッ!ブン!
「Aはすごいね。まだ幼いのに…
ほら、こっちに手を出してご覧」
『??はいっどうぞ!』
「はい。ありがとう
あぁ、手がすっかりマメだらけだね」
『だって、早く強くなりたいんです!』
「どうして強くなりたいんだい?」
『強くなれば鬼をやっつけられる!
そうすれば×××様も嬉しいんでしょ?』
「おやおや…未来の鬼殺隊員が
こんな所にいたとはね…」
『私が柱になったら褒めてくれますか?』
「!!…そうだね。その時がきたら──」
………
『……スゥ…』
「Aさん。Aさん」
『……う…』
「勝手に入ってしまってすいません。
お風呂が焚けましたよ」
『ん…?お風呂…』
「兄上と私は後でいいので、
Aさん先にどうぞ!では」
『んん…わかった…』
あぁ、さっきのは千寿郎君かぁ…
揺さぶらるのが気持ち良くてまた
寝てしまいそうだった……
ってうわっ私いつの間にか寝てるじゃん
恥ずかしい!
畳の上で大の字になって寝ている女なんて
はしたないよね!ごめんね!こんな女で!
あっそれよりも風呂に行かないと!
先でいいって千寿郎君は言ってたけど
あまり待たせるのも良くないからね!
『…………懐かしいな…さっきの夢』
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ペン(プロフ) - コメントありがとうございます…!笑っていただけたようで何よりです…!第二章は、話のストックが溜まり次第出す予定ですので…頑張ります! (2019年9月1日 19時) (レス) id: 078d4a990b (このIDを非表示/違反報告)
雪月風花(プロフ) - すごく面白いですね!!乾杯のところで笑ってしまいましたwこれからもこの作品見て笑いたいと思います!更新頑張ってください!応援しています! (2019年9月1日 18時) (レス) id: 28009c6402 (このIDを非表示/違反報告)
ペン(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます!作品更新の励みになりました…頑張ります! (2019年8月21日 19時) (レス) id: ade812aa67 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年8月21日 13時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
ペン(プロフ) - 風雅さん» 好きと言って頂けるだけで嬉しいです…もう本当に感無量…ありがとうございます風雅さん…! (2019年8月19日 21時) (レス) id: ade812aa67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペン | 作成日時:2019年7月30日 20時