星に願いを（物理）← 2

地球人はわりと生命力がある ページ7

あなたside


「う……うん？ここはどこ、私はA。」

さ「ここは保健室〜！」

「まじかよ、あれ、なんで？」


いや、まて。

思い出したぞ。


「なんか、目からビーム出してなかった？」

さ「出してへんよ？」

「目が光ってなかった？」

さ「ひ、ひひひひ光ってへんよ？？」

「光ってたんだ。」

さ「う……」


「あれ、志麻さんは？」


さ「まーしぃはあの二人の処分してるで」

「処分！！？」

さ「うん、そう。」


なんか、恐怖ワードを普通に言っちゃってる
さかたんめちゃくちゃ怖い。


「た、助けに行かなきゃ」


さ「なんで？？」


「な、なんでって…」


さ「あいつら、Aに手ぇ出したやん！
それに、ベタベタして邪魔やし！」


にこにこといつもの笑顔を見せるさかたん。


そうだった。


こいつは宇宙人だった。


「価値観が違うのは分かってる。
でもここは地球なの。ここの星の生き方に
ちゃんと沿ってもらわないと困るの！」


さ「A、ダメ！あの二人のとこに行っちゃダメ！！」


さかたんにガシッと腕を掴まれる。


私はいつも持ち歩いている、スプレータイプの
日焼け止めを取り出し、


「バルスっ！！！」


さかたんの顔に噴射した。


さ「ぎゃぁぁぁ！！目がぁ！！目がァァァ！」

「あ、ネタ知ってる感じ？」

さ「ね、ネタって？！
目に入ったぁ！！痛い痛いｨｨ！！！
Aお水ちょうだいぃぃ！」

「ごめんね、2人助けたらさかたんの目も
助けに来るから……………多分。」


さ「多分！！？」


私はム〇カ状態のさかたんを放置し←

まふくん達の元へと走った。




無事でいてね！！

☆→←作者の部屋←

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す