空に咲く華を見に行きましょう ページ32
うらたside
ごちゃごちゃしたことも綺麗？に終わり、
Aの学校は夏休みというものに入った。
さ「暑いぃぃぃぃ………」
し「死ぬぅぅぅぅ………」
セ「涼しくしましょか？」
そう言うとセンラは、 氷を容赦なく2人に投げる。
さ「痛っ！！痛い痛いぃ！ ﾊﾟｸｯ
あ、冷たい。」
し「センラさん、危ないって…」
「センラさん、何してんすか。」
セ「雪合戦。」
「それ夏にやるものじゃないし、氷じゃなくて雪でやるんですよ。」
セ「そうなんですか」
う「床、掃除しとけよ……」
セ「はーい」
俺は近くにあったチラシを何となく眺める。
う「A、花火ってなんだ。」
「空に打ち上げる、爆薬。」
う「それ危なくないか」
「まぁ、危ないけど綺麗なんだよ。」
う「へぇ。Aは好き？」
「まぁ。大抵は窓から見てるんだけどね。
人多いし、外出るのめんどくさいし。」
さ「うらさん、何それー！」
坂田がぴょんぴょんっとこちらに近づく。
う「花火大会があるんだってさ、今夜。」
さ「行きたい行きたいー！」
セ「花火…か、いいですね、行きましょ」
し「おもしれぇの？」
セ「すごく綺麗なんよ。」
し「へぇー。」
「え、じゃあお留守番してるから
皆で行ってきなよ。」
いや、A居ないと楽しくないわ。
う「お前も行くんだよ。」
「めんどくさい…」
さ「行こうよー！」
し「強制な。」
セ「晩御飯、作っていきませんからね？」
「皆がいじめる…」
というわけで、
う「いくぞー、それっ。」
パチンと指を鳴らすと全員の服装が
浴衣に変わる。
「便利だなー。」
し「A、すごい可愛い」
さ「本で見たお姫さんに似とるー！」
セ「似合ってますよ」
「……はいはい、早く行こう//」
う「あ、嬉しいんだ」
「シバキ倒すぞ」
う「へいへい」
外は提灯の灯りでぼんやりと光っていた。
幻想的って言うやつだ。
う「あ、A。」
「何？？」
口で伝えるのは恥ずかしかったので
スっと左手を差し出す。
「へ？」
う「離れないように。」
一瞬戸惑いの表情をみせたAだったが
素直に手を握ってくれた。
し「なんやアレ！坂田、射的やって！！」
さ「撃つやつ！」
あの二人…ホントに子供だな。
Aがついて行こうとしたので
ぎゅっと手を握って止めた。
「え？」
う「行かないで。」
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フォレット - とても面白いです！ギャグで笑えるけど、キュンキュン要素もあって…最高です！ご自分のペースでいいので、更新頑張ってください！ (2018年9月27日 21時) (
レス) id: 0c46f8b8b9 (このIDを非表示/違反報告)
空ノ水雲(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！！ 更新頑張りまァァァァァヒャッハァァァ\(°∀° )/ (2018年9月4日 7時) (レス) id: 2936a05555 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 前作から読ませていただいてます。マジギャグ線高くないですかね？(真顔)しかも、めっちゃキュンキュンしますし。ああ、鼻血でそう←まあ、まとめると更新頑張ってくださぁああぁあああひゃっほぉおおぉおおへ(゜∇、°)へ (2018年9月3日 2時) (レス) id: 7bd069490a (このIDを非表示/違反報告)
空ノ水雲(プロフ) - skgrocdさん» 大丈夫です、俺よりも文章力あるので伝わりましたぞ！ ありがとうございます(´ω｀) (2018年8月22日 17時) (レス) id: 2936a05555 (このIDを非表示/違反報告)
skgrocd(プロフ) - あまりコメントを書くことがないので何を書けばいいか分からないので伝わるかどうか分かりませんが……めっちゃ好きです！毎回更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2018年8月18日 1時) (レス) id: c3f740d9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空ノ水雲 | 作成日時：2018年7月16日 21時
