君と僕の距離感 ページ16
センラside
う「え、退治したじゃん」
「奴は1匹見たら30匹いるんです。
きっとこの家のどこかに……風呂場のどこかに
潜んでいるはずです。」
う「いや、でも一緒に風呂入んのは
さすがに((」
しさせ「じゃあうらたさん抜きで決めるか。」
う「うぉい!勝手に決めんな!」
し「だって入らないんやろ?」
う「入らないとは言ってない」
さ「まぁ、やろやろー!」
し「ほな、いくでー」
まーしぃが床に手をかざすと、
ルーレットのような模様が出てきた。
うしさせ「せーのっ!!」
ルーレットは高速に回り始める。
カチッ!!
セ「あ、僕ですね」
し「うわぁ、まじか〜」
さ「Aと入りたかったー!!」
う「まぁ、1番まともなやつで良かったわ」
うん、確かに自分でもそう思う。
まーしぃだったら僕らが駆けつけたときには
全てが終わってそうやし←
し「なんかセンラさん、今失礼なこと
考えてない?」
セ「考えてへんよ?」
う「なんかされたら、俺らを呼べよ?」
「承知した。」
セ「なんもせんわ」
というわけで。
「せ、センラさーん、ゴキブリいませんか??」
セ「おらんよー。入ってきても大丈夫ですー」
そう呼びかけると、
キツくバスタオルを身体に巻いた、A
が恐る恐る入ってきた。
「い、いませんよね?」
セ「もしいても、駆除してあげるんで
はよ、湯船に浸かってくださいな笑」
「そういえば、センラさん服きたままなんですね。」
セ「え、裸同士の方が良かったですか?(ニヤ」
「いえ、大丈夫です。ちょっとだけ
紳士だなぁって思っただけなんで。」
セ「そうですかねぇ?
まぁアイツらよりは頭と理性強いと思いますよ」
「サラッと毒吐きますね。」
何か面白かったのか、
クスクスと笑うA。
その格好でそんなふうに笑われたら…
理性がぶち壊れそうや。
とりあえず、気を紛らわそう。
セ「A、髪洗いましょかー?」
「え、悪いですしいいですよ。」
セ「いやー、僕湯船にも浸かれへんし
椅子にずっと座っとくんも退屈なんですわ」
「そっか、すみません…。
じゃあお願いしてもいいですか?」
セ「じゃあ、ここ座ってください。」
目の前にAが座る。
湯船に浸かっていたから少し肌が火照っていた。
色っぽい。
濡れた髪の雫が項をつたっていく。
「ひゃっ!?せ、センラさん!?」
無意識のうちにその項に唇を落とした。
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フォレット - とても面白いです!ギャグで笑えるけど、キュンキュン要素もあって…最高です!ご自分のペースでいいので、更新頑張ってください! (2018年9月27日 21時) (レス) id: 0c46f8b8b9 (このIDを非表示/違反報告)
空ノ水雲(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます!! 更新頑張りまァァァァァヒャッハァァァ\(°∀° )/ (2018年9月4日 7時) (レス) id: 2936a05555 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 前作から読ませていただいてます。マジギャグ線高くないですかね?(真顔)しかも、めっちゃキュンキュンしますし。ああ、鼻血でそう←まあ、まとめると更新頑張ってくださぁああぁあああひゃっほぉおおぉおおへ(゜∇、°)へ (2018年9月3日 2時) (レス) id: 7bd069490a (このIDを非表示/違反報告)
空ノ水雲(プロフ) - skgrocdさん» 大丈夫です、俺よりも文章力あるので伝わりましたぞ! ありがとうございます(´ω`) (2018年8月22日 17時) (レス) id: 2936a05555 (このIDを非表示/違反報告)
skgrocd(プロフ) - あまりコメントを書くことがないので何を書けばいいか分からないので伝わるかどうか分かりませんが……めっちゃ好きです!毎回更新楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2018年8月18日 1時) (レス) id: c3f740d9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空ノ水雲 | 作成日時:2018年7月16日 21時