星に願いを（物理）← 2

月は欠けても仲間は欠けるな ページ13

センラside




月を見ている彼女の顔は
少し安心しているように見えた。




「センラさん、皆は…その、どうしましたか？」

セ「萎えてたから置いてきましたけど」

「う………」



Aは俯いて、どうしようと小さく
呟いた。


セ「こういう時、人間は仲直りっていうんを
やるんでしょ？」

「ふふ、そうっすね笑」

セ「ん？僕、おかしいこと言いましたかね？」

「いや、見た目は変わらないのに
本当に宇宙人なんだなぁって笑」


セ「でも、Aのこと好きなことには
変わりないですし。」


「え…？」


セ「僕、地球の調味料とか料理とか
初めてしましたけど、これからももっと
研究して美味しいもん作りたいですわ。

Aの笑った顔が見たいから。」



「センラさん…」


セ「うらたんが2人を学校に行かせたのは
単なる監視やなくて、学校で1人にならないようにするため。」


「…え」


セ「坂田やまーしぃは、まぁ確かに
強引でアホなやり方しか出来んけど
昨日の夜、パソコンや本を読んで人間のこと
勉強してたみたいですよ。」


「ま、じすか。」


セ「やり方はおかしいかもしれんし、
価値観も違うかもしれん。
でも、これだけは覚えといて、



皆、Aを大事にしとるいうことです。」




Aの瞳が揺れた。



「…謝らなきゃ。」



セ「ほな、帰りましょ〜」




迷いが晴れた顔をした彼女。
すごく愛らしいと思えた。




セ「………襲いたい((ﾎﾞｿｯ」




「え？」



セ「なんもないです。」←





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夏っぽいお話作りました
良ろしければどうぞ！！
↓

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/PCDOjNxHOp1/


しませんのギャラクシー、ＣＤで聞いて
テンション上がり,
PVを見て、発狂してました。

地球にやさしい君の愛し方→←家族以上恋人未満

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