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天「この薬、よく出来てるでしょ。
僕の自信作なんだ!」



う「お前がこんな変なの作ったのか」



天「変なのとは失礼だなぁ。
この星のお願いごとを具現化する薬だよ?」




この星は少し前から何かおかしいと
そらるさんから聞いていた。




でもそれはこんなことではなかったはず。




天「あれれ?今朝の食事の分だけじゃ
足りなかったですかね??」



詩「あ、あ……」



帽子男が怯えながら後ずさる。
確かに目の前のやつからは得体の知れない恐怖が感じられる。




天「よーし、じゃあお薬の時間でーす!
詩人さん、腕を出してくださいっ!」




詩「い、やです……もう、忘れたくありません……」



天「またそれですか。」



天月の顔がすっと真顔になる。




天「忘れないことが悪い事だと分かっていくせに忘れていく生き物なんだから
副作用で忘れることなんて大したことないじゃないですか。」



う「おい、お前やめろよ」



俺は天月を向かいの壁に蹴り飛ばした。
ぐっ…とくぐもった声をだし、腹を抑えている。
戦闘力がずば抜けて高いというわけではないが
母星のアクリウム星では織姫を護るために
鍛えていた。



う「その力をなぜ見ず知らずの帽子男のために使ってるんだろうか……」



詩「素晴らしいネーミングセンスですね!
センター分け前髪さん!」



う「お前もああなりたいか?」



詩「サーセン」



う「ひとまずここを出るぞ。
まーしー達と合流しねぇとな。」



帽子男の腕をつかみ、王の部屋を後にした。



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
no-side


天「……酷いなぁ…、痛いよ………」




誰もいなくなった部屋で壁に背をつけ
青年はぽつりと呟いた。




天「皆、僕を悪者にするんだ…


ううん、悪いことだってわかってる。
でも、あの子がいれば大丈夫。
きっとluzすんも来てくれるよね。」



_____もう少しで逢えるね…██…さん____

☆→←見せてやるよ、俺らの試



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設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , 夢小説   
作品ジャンル:ラブコメ
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哀原。 - 面白いかったです。これからも頑張ってください。 (2021年6月5日 20時) (レス) id: e3b3a3d5a5 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新止まってます!戻ってきてください!楽しみに待ってます! (2019年6月27日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りの箱 - とっても面白いです!!恋愛系かと思えばギャグがあって笑ってしまいました!更新待ってます!これからも頑張ってください!! (2019年4月2日 16時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
サトイモ - この作品を初めて読んだのですが、突然ギャグが入るので思わず笑ってしまうときがありますwwとっても面白いですwwww (2019年4月2日 2時) (レス) id: 07800b34ff (このIDを非表示/違反報告)
甘歌@センラーこたぬき - 読ませて頂きました!とても面白かったです(*´∀`*)これからも頑張ってください!クプラさんがめっちゃいい人! (2019年2月20日 19時) (レス) id: 5c4946874e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空ノ水雲 x他1人 | 作成日時:2019年1月4日 23時

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