地球は確かに青かった。 ページ1
貴女side
ハロー、皆さん。
私は今どこにいるでしょーか!
はい、正解は見知らぬ飛行船の中でしたー!
誰か助けて。
コミュ障発動してるよ?
足ガクガクしてるよ?
詩「はい、お嬢さんお茶どうぞー!」
「あ、あの、ありがとう、ござ、ます。」
詩人さんから飲み物を受け取る。
悪い人には見えないんだよなぁ。
いや、誘拐されたし志麻さん眠らされてたから
悪い人なんだけどさぁ。
?「あ、そう言えばあたし達自己紹介してなかったわねぇ。」
?「確かに。一応名乗っておかないと。」
?「僕のことを知らない生命体なんてこの世に存在するの?」
「すみません、知らないっす。」
?「ええっ!!?」
というかなんでこの人白い金平糖みたいな
変なキャラクターのお面つけてるんだろ。
声からしてイケメンな気がするのに。
?「初めまして、私はあるふぁきゅんだよー
同じ女の子だし、仲良くしようねー」
え、普通に美少女。
なに、可愛い。好き。←
「よろしくお願いします。」
仲良くしてれば危害は加えられないだろう。
?「よく覚えておいてね、僕はクプラさ。
まぁこんなに美しいから忘れろなんて方が難しいか。」
「お面してるんで美しさが分からないっす。」
α「トゲトゲが伝染るからこの子に近づかないで。」
く「え、ひどい。」
?「最後はあたしかしら?
初めまして、アンダーバー星の絶対的国王、
アンダーバーよ!」
この人も仮面つけてる。
喋り方的におねぇ系なのかな。
「初めまして、Aです。」
ア「よろしくねぇAちゃん。」
アンダーバーさんは私の手を取り、
握手をした。
何この奇妙な光景。
誘拐犯と誘拐された人が握手してるよ?
「あの、地球に帰りたいんですけど…」
α「なんで?私が遊び相手にも話し相手にもなるよー?」
詩「私が美味しいラーメンを作ってあげましょう!」
く「僕達の星の方が
地球なんかよりずっと居心地がいいよ?」
「…でも、みんなを置いてきちゃったし…。
それに学校始まるからなぁ…。
そもそもなんで私を誘拐したんですか。」
へらへらとした雰囲気の3人とは裏腹に
アンダーバーさんは私のことを見つめていた。
仮面をしているせいでうまく表情が読み取れない。
ア「Aちゃん、貴方にね頼みたいことがあるのよ。」
「なんですか?」
ア「あたし達の国の王妃になって欲しいのよ」
「はい?」
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哀原。 - 面白いかったです。これからも頑張ってください。 (2021年6月5日 20時) (レス) id: e3b3a3d5a5 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新止まってます!戻ってきてください!楽しみに待ってます! (2019年6月27日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りの箱 - とっても面白いです!!恋愛系かと思えばギャグがあって笑ってしまいました!更新待ってます!これからも頑張ってください!! (2019年4月2日 16時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
サトイモ - この作品を初めて読んだのですが、突然ギャグが入るので思わず笑ってしまうときがありますwwとっても面白いですwwww (2019年4月2日 2時) (レス) id: 07800b34ff (このIDを非表示/違反報告)
甘歌@センラーこたぬき - 読ませて頂きました!とても面白かったです(*´∀`*)これからも頑張ってください!クプラさんがめっちゃいい人! (2019年2月20日 19時) (レス) id: 5c4946874e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空ノ水雲 x他1人 | 作成日時:2019年1月4日 23時