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貴方side
神ちゃんが亡くなってから3ヶ月後たまたま病院を訪れると照史くんに会って手紙を渡された
私の分と『シゲと流星へ』と書かれたふたつ
3人で読んだ
涙が止まらなかった
『Aへ
手紙を書くのは苦手なので多分俺の伝えたいことはほとんどもう俺の口からいったんじゃないかな
Aには感謝しかありません。
多分、俺はあなたが居なかったらここまで生きていられなかったと思います。
ホンマに心の底から愛しています。
大好きです。
だから、俺の分まで幸せになってください。
今までありがとう』
最後にでっかく『神山智洋』と書いてあるところも彼らしいなと思いながら彼のことを思い出してなかないときめていたのに
涙は止まることを知らなかった
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藤井side
『しげと流星へ
ふたりに頼むことはひとつだけ
Aを守ってやってください
彼女が泣いていたら支えてあげてください
あいつは俺が泣くなって言うから絶対、今も隠れて泣いています
あいつを守れるのはふたりだけやと思うから…
しげ!
ずっと一緒にいるなぁ
しげといるとホンマにいつも笑顔になれて元気をもらえます
たまにウザったいこともあるけどな笑
でも、一番って言っていいぐらい俺の味方になってくれてホンマに感謝してます
ありがとう
流星!
初めて見た時はホンマにイケメンでなんか怖かったけど本当はすごい優しくて俺らの心を読めるんちゃうかってくらいなんかすごくて笑
尊敬してます
Aのこと好きって言うたよな?
だったらAを幸せにしてあげてください
今までホンマにありがとう』
神ちゃんはやっぱりホンマに優しかった
自分がいくら大変でも相手のことを思いやれるそんな人間になりたいと思った
そして俺は誓った
神ちゃん、俺絶対にAちゃんを守るからな安心せえ___
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作者名:raf. | 作成日時:2017年11月16日 21時