オフコラボNG系VTuber 【2j3j】

同期オフコラボ ページ15

モリアーティside
PM22時。

私は配信ボタンを押した。

モリアーティ「さぁ諸君、席に付き給え。本日の講義を始めよう。本日の教科は雑談配信、講師はジェームズ・モリアーティ・アヴァロンが務める」

《モリ様〜！

《教授〜！！！！

モリアーティ「静かにし給え、全く……………。本日は今日限りの特別な生徒が来ている。皆“彼女”に盛大な拍手を！」

隣に座っている“彼女”を横目で見る。

はぁ、と溜息を着いてマイクに向かって自分の名前を話した。

『無理やり出されました、にじさんじ所属バーチャルなんちゃらのA・ヴォーダイムです』

モリアーティ「待ちたまえ、その言い方は少々マズイ」

私がそう言うと隣のA君はニヤッと笑った。

『だってそうでしょ？無理やりだったもんね〜。私の返事も聞かず押し倒して……ね？』

モリアーティ「あれは私が転んだだけで……！」

訂正に困っていると隣でケラケラと笑うAを睨み本来の企画を始めた。

モリアーティ「それはそうと…………初オフコラボが星導ショウ君だったとは………。私になると思っていたから少しガッカリしたよ」

『1番も2番もそんなに大差ないでしょ』

《何気に初なのでは？使徒コラボ

《何時も軽くあしらわれてるからな、教授

モリアーティ「待て待て待て！何故“僕”があしらわれている前提なんだ！あしらっているのは“僕”の方だろう！」

『素が出てるぞ、教授〜』

モリアーティ「まさかこんな愚かな生徒が居たとは………」

1悶着あったがその後雑談配信が始まった。

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