再会 ページ46
＿＿＿＿エースが仲間を伴ってシャンクスに挨拶しに来たのは、実に3ヶ月後の事だった。
はよない？？？？？名を上げたの2ヵ月半前だよね？？？？
「何はともあれ…デカくなったなエース〜〜！！」
「A！？なんで赤髪海賊団に…！」
「色々あって海軍を脱走したんだけどさ〜、行き場所なくなっちゃったんだよ。だからしばらく世話んなってた。
エースは絶対挨拶しに来るだろうと思ってたしな」
にしてもマジでデカくなったね！！！17でそれかよエース…うそでしょ…見上げちゃう…私もまァ人のことは言えない巨人だけど…(175cm)
この世界なんかやたら背ェ伸びるんだけどなんでなんだろう。
「え〜行くのかよA〜！このままウチのクルーになっちまえよ〜！」
「悪ィシャンクス、確かに楽しかった。けども弟も大事なのだ私は」
駄々こね始めたシャンクスを、エースにむぎゅむぎゅ抱き着きながら嗜めた。元々そう言う約束だったろシャンクス、わがまま言わないの。
「まァ時々遊びに来るよ、酒もまた持ってくる。
な？それじゃ、駄目か？」
「…お前自分の顔の使い方分かってんなあ…」
「親父譲りだ、知らんけど」
・
さて。昨日は飲み食い歌い騒ぎまくったもんだが、それでも無情に別れの時間というのはやってくるものだ。
出航の日がやってきた。私は最低限の荷物を纏めてマントを羽織る。ちなみに私が「グリムリーパー」だということは早々にエース達にカミングアウトしてある。
「Aがいると軍艦がさっさと沈んで楽だったんだが…」
「やだ〜ベンちゃんってば発想が黒い。自分らでなんとかしてくれ」
「次はシャンパン持って来いよ〜」
「おう任せろ、美味いやつもってくる。
じゃあなお前ら！愛してるぜ！」
大歓声に包まれて、私は赤髪海賊団に手を振る。そうしてそのまま、スペード海賊団の船に乗り込む。
次もまたきっと楽しいに決まってる。期待に胸が膨らむようで、私は小さく息を吐いた。
「俺の船が一番いいって言わせてやるからな」
「はは！楽しみだ」
快晴、波も静かでいい海だ。私は今日新しい船に乗って、ひとつめの宿り木を旅立った。
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チェシャ - 初コメ失礼します！とても面白かったので一気読みしました！更新頑張ってください！ (2022年8月17日 21時) (
レス) @page50 id: 0f9ef21394 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 最高です！！めちゃくちゃ好き！！！！続き待ってます！！！ (2022年6月4日 16時) (レス) @page50 id: 3fbf61d899 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年1月6日 14時) (レス) @page50 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 最高でした！！ (2020年9月24日 12時) (レス) id: b086f2b657 (このIDを非表示/違反報告)
Lilac*@白布君＆ツッキー推し(プロフ) - 一気読みしました！更新楽しみにしてます！ (2019年7月31日 10時) (レス) id: 6500d8f78f (このIDを非表示/違反報告)
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