さてはアンチだなオメー ページ8
「そういえばA先輩の個性ってどんな感じなんですか？」
後日、早朝。一年分の授業を一年生のために1日で終わらせた私(まあ神だから)は、特に何をすることもなく一年生の教室でブレイクダンスをキメていたのだが。
かわいいお茶子ちゃんの質問により、私は一時的にそれをやめた。
「あー、『ポプテピピック』ってだけじゃわからんよね〜。丁度いいや、他の子らもまとめて聞いててね」
私は立ち上がり、おもむろに手を真横に一閃する。
するとそこにはカーテンのかかった棚が現れた。
後輩諸君は度肝を抜かれているが、そんなことはつゆ知らず。私はカーテンを捲った。
その中には＿＿＿＿
「赤報隊で培った鉄砲火器の知識を元に作った炸裂弾だ」
「る○剣じゃねえか！！！」
「ヒィィウィィゴー！」
「あぶなっ、あぶねえ！」
バクゴーさながらに手の上で炸裂弾を炸裂させた後、私はもう一度手を振った。
すると棚はあとかたもなく消え、今度は私の手の中に某
「問おう…あなたが私のマスターか…」
「なんか見た目的に色々アウト！！」
「いや待て、でもA先輩だししょうがない気も…」
「それだよ」
私は個性を解いた。指摘された電気くんは「は？」といって間抜けな顔をする。私は(嘲)笑ってやった。
「『数多のパロディ、異次元からの武器の出現、等々…ありえないことを平然と起こし、さらにそれを「Aだからしゃーねえ」で済ます』個性…
それが私だァ！！！」
どーん、と効果音がつきそうな感じで胸を張ると、後輩達はまるで初対面の時さながらにポッカーンした。
ふっふっふ、そうだろう。恐れおののけ！崇め奉れェ！
「つまり…クソチートなマンガのキャラをパロディしても『A先輩だから』で済ませてしまう個性…！？」
「強い…！強いはずなのに…あまりにもくだらねえ…！！」
「うるせぇぇぇぇぇぇぇーーーーー！！！！！
さてはアンチだなオメーそこに座れチェストしてやる！！！他のみんな避けて！！！！誤チェストの可能性微レ存だから！！！」
「こええこの先輩核爆弾級だ！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2085人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うぃ - 事務所が銀○wwヒロアカと銀魂だいすこなので嬉し！ (2023年1月13日 23時) (
レス) id: e2761ceb74 (このIDを非表示/違反報告)
naitomeakun(プロフ) - やっぱりSansは最強か (2022年10月10日 14時) (レス) id: d3eefea6fe (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 個人的に体育祭の小鳥ちゃん達！がいっぱいちゅき (2022年1月9日 22時) (レス) @page27 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
音香 - 言葉選びのセンスよすぎますって……爆笑こえて大草原不可避こえて雄英不可避（？） (2021年8月26日 20時) (レス) id: 28dad0896f (このIDを非表示/違反報告)
腐った鬼(プロフ) - 繰り返し何度も読むくらい好きです！ (2021年3月6日 17時) (レス) id: ddcd1c8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
