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7回忌 ページ10

「どうやらマスコミが侵入したくさいですね」

「ま、マスコミ…?あ、今朝の」



ソニックありがとう。私は個性を解除した。



「でもマスコミごときが雄英の馬鹿みたいにかってえセキュリティ突破できると思えねーんすよ。なんか裏ありそうですね」

「…Aちゃんて、実は頭いいよね」

「環くん先輩は最近私に容赦なくなりましたね」



打ち解けてくれてるんだったら可愛いし嬉しいから許すけどさ。


実は頭いいよねって何だよ!!!クラス一位だ私は!!!!(しかしクラスに1人)



「ま、そのうち鎮静化すると思いますけどね」

「それまでずっと俺のこと抱えてるつもりなの?」

「はい」



当然のように返答すれば環くん先輩は頭を抱えた。



「それにしても阿鼻叫喚___…お?」



不意に、違う動きをするものが現れた。


飛んでいると全体がよく見える。


あれは、…飯田くん?


お茶子ちゃんとハイタッチして、浮いて、


そのまま自分の個性で、入口上の壁まで突進した。


びたん、と壁に貼っついたその姿勢は非常口そのもの。


飯田くんはその姿勢のまま大きく息を吸いこんだ。



「皆さん!大丈ーーー夫!!!」



そこら辺でもうだめだった。私は盛大に吹き出した。


環くん先輩を抱っこしていなかったら、そのへんの壁とか叩きながら大爆笑していただろう。



「っく、ふっふ…無理…ワロタ…これは駄目、ふ、っくはははは、ははは!」

「笑いすぎ…」

「だっ、だって非常口…ふっふふ、ふふは、だーめだこれ、暫く引きずる…ふふ、」



笑い倒す私になんか不安そうな環くん先輩。ツッコミ要員がいないので誰も私を止める者はいない。


まあ、そろそろ降りないといい加減目立つから降りるんだけどさ。


私は人のいない隅の方に降り立って、環くん先輩を降ろした。



「はー、笑った…クソ笑った…腹筋が7回忌迎えるところだった…」

「7回忌早くない…?」



____さて、かくして騒動は飯田くんの非常口、ぶっふふ、…失礼。


それによって鎮静化され、物事は警察沙汰になる程度で済んだ。


しかしマスコミごときが雄英のセキュリティを突破するなどまずありえない事態。



なにか裏があるな。私はシリアスを億尾にも出さず、ひたすら飯田くんのポーズを笑い続けた。

犬ってかわいいよね→←空も飛べるはず



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うぃ - 事務所が銀○wwヒロアカと銀魂だいすこなので嬉し! (2023年1月13日 23時) (レス) id: e2761ceb74 (このIDを非表示/違反報告)
naitomeakun(プロフ) - やっぱりSansは最強か (2022年10月10日 14時) (レス) id: d3eefea6fe (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 個人的に体育祭の小鳥ちゃん達!がいっぱいちゅき (2022年1月9日 22時) (レス) @page27 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
音香 - 言葉選びのセンスよすぎますって……爆笑こえて大草原不可避こえて雄英不可避(?) (2021年8月26日 20時) (レス) id: 28dad0896f (このIDを非表示/違反報告)
腐った鬼(プロフ) - 繰り返し何度も読むくらい好きです! (2021年3月6日 17時) (レス) id: ddcd1c8cd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるさん | 作者ホームページ:なしv  
作成日時:2018年2月3日 17時

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