二十三話 ページ25
こんにちは澪佳です。
今日は白鳥沢でわちゃわちゃしてます。
部活?部活は…ちょっと休みましたすいません。まだ入部して二日も経ってないです。
ごめん潔子さん、愛しの賢二郎に試合見に来てって言われちゃったら行かないわけにはいかなくてだね。
そんな感じで、今は何故か白鳥沢のバスに乗り込もうとしています。
おかしいだろ。私の優遇されすぎ感おかしいだろ。
いいけどね!!
「黒乃さん久しぶりです!」
「おー、澪ちゃん!久しぶりー」
肩までだった髪を胸あたりまで伸ばした黒乃さん。
長髪お似合いです。
「お兄ちゃんとはどんな感じですか?」
「ぶはっ!?」
面白半分で聞いてみるとむせられた。
取り敢えず背中をさすっておく。
私と黒乃さんは隣同士で座ってます。
女子二人のがいいだろ、とか言われたので。
いや私は賢二郎が(以下略)
因みにお兄ちゃんと賢二郎は一番前で私たち2人は一番後ろなので聞かれることはなっしんぐ。
「…どうっていうか…その」
「付き合ってるんですか?」
「あああその通りですだよ」
「どこの方言ですか」
そうかそうか、やっと引っ付いたか。
お兄ちゃんも頑張ったんだなあ。
そうです、去年くらいから相思相愛だったんです。
二人から相談受けてた私からしたらもうほんとリア充爆発しろ。
お兄ちゃん鈍感だから多分レオンさんあたりになんか言われたんじゃないかな。
いやーよかったよかった。
「澪ちゃんは白布とどうなのさ」
「ラブラブしてますけど何か」
「くそ冷静だな一年生!」
黒乃さんは顔を手で覆って発狂。
私は安定のにこにこ顔だ。勝った。
そんな感じで、バスの後部座席ではリア充共の女子トーク(という名の戦争)が勃発していたのだった。
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ぱるさん(プロフ) - 色城さん» そうなんですけどご都合主義で中学から一緒になっています。ご指摘ありがとうございます (2016年5月9日 8時) (レス) id: e13f4485fb (このIDを非表示/違反報告)
色城(プロフ) - 白布って中学違うところでしたよね? (2016年5月8日 22時) (レス) id: eb327b469a (このIDを非表示/違反報告)
あげ丸 - ヤバイ白布くんかわいいんですけど。しかし主人公ちゃんも、あのウシワカ殿の妹だからイイ感じのロリちゃんだったのでしょうな((キリッ 可愛さが素晴らしいですこれからも頑張ってください (2016年3月19日 18時) (レス) id: 78721561f0 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - 幸村さん» 白布ちゃん可愛いでしょうそうでしょう、これからも可愛くしていくつもりです (2016年1月10日 22時) (レス) id: e13f4485fb (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - yuri*さん» 夢主ちゃんにはデレッデレです白布くん。これからも砂糖を吐かさせて頂きます。お覚悟。 (2016年1月10日 22時) (レス) id: e13f4485fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱる | 作成日時:2015年8月10日 0時