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30話 ページ32

投票だけど及川さんが追い上げてきてるってよ。私だ。


「あと一票で英とタイらしいな」
「何それ何の話?」
「こっちの話だよ。夜は岩泉さん優勢」
「まじか」


まだ膝の上だよ。何か終わらない。
私の番回ってこない。


「「王様だーれだ」」

「わたしだー」

「うわ怖い」
「5番が…2番に愛を囁いてくだしあ」


「おい2番誰だ」
「ヤッタアアアアAちゃんだあああああああ!!!!」
「なんだ及川さんか。幸せを噛み締めながら聞いてくださいね。英ごめんちょっと退くわ」
「…うん」


英の膝の上から立ち上がり、及川さんの近くに歩く。

髪を耳にかけながらやる気満々である。

こうなったら超照れさせてやる。ふっふっふ。


「及川さん」
「なに?」
「耳貸してください?」


ちょっと首を傾げながら、上目遣いに笑ってみせる。

これぞ最終兵器Aちゃん女子力。

案の定というか及川さんはこの時点で真っ赤でござる。コポォ。

私はその耳元に口を寄せて、囁く。


「大好きですよ、及川さん」
「〜ッ…!」


及川さんKO。

思ったよりちょっと恥ずかしかったな。

満足した私は英の膝に戻った。

因みに及川さんは暫く再起不能だった。

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マイ(プロフ) - 赤葦君に一票 (2020年2月20日 20時) (レス) id: 7d8cdeb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ンゴ - でんでらりゅーばーよく歌いました!!!未だに歌います (2019年3月3日 11時) (レス) id: d0cbd630d9 (このIDを非表示/違反報告)
lightjoker(プロフ) - アイチュウのID見てフレ申請しときました。 (2016年4月11日 4時) (レス) id: b2450b22ee (このIDを非表示/違反報告)
酢味醂 - 国見に一票 (2016年3月31日 10時) (レス) id: 929417e3c8 (このIDを非表示/違反報告)
きたにゃん(プロフ) - 国見ちゃに一票お願いします!更新楽しみにしております!頑張ってくださいね (2016年3月27日 23時) (レス) id: dabed5a637 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱる | 作者ホームページ:なしv  
作成日時:2016年3月19日 16時

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