口より先に手が出る系マネさん【ハイキュー】

3話 ページ4

「うお、何か可愛い子いる…及川どうした」
「可愛い子にやられた」
「まじか」


髪の毛がピンクの人ともふもふの人が来た。

可愛いなんてそんな、と照れ隠しに目潰しを繰り出そうとしたが、流石に初対面の人なので辞めておいた。


「今日からマネージャーの槻Aでーす」
「同じく上坂夜でーす」


一年生でーす、と声を合わせると、よろしくなーと笑ってくれた。あっいい人らや。


「髪の毛ピンクさんお名前は？」
「えっ俺そんな名前？
俺は花巻貴大な」
「俺は松川な」
「マッキーさんとまっつんさんですね把握」


いきなりあだ名かよ、と言われたがてへぺろして回避した。


「AA」
「何ぞ英」
「いや早くドリンクとかやらないと岩泉さんにどやされるんじゃないかなと」
「やっべ、行くぞ夜」
「アイアイマム！！」


私は颯爽とドリンク容器の籠をひっつかみ、ドリンクの粉をかっさらって、水道に急いだ。

人多いとドリンクも多くて面倒だぜコノヤロウ。


「夜はタオルよろしく」
「おっけ、任せろ」
「こけるなよ」
「こけるよ！」
「こけるなよ」

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