【Ｐ５】続！ド田舎少女は都会に移転しました？！！ (ページ16)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:20,044 hit

16 常夏の海ページ16

Aside

予告状事件から一夜明けた次の日、私はブチ公広場にてみんなを待っていた。

「おはよA！！」

一番乗りは杏ちゃん。

「おはよ杏ちゃん！私服可愛いね！」

「ほんと？！ありがとー！」

二人で他愛ない話をしていると、続々と集合場所にメンバーが集まってきた。

「うっし！これで全員だな！食材！水着！バッチリか？！」

「任せろリュージ！肉共はここにいるぞ！」

「水着も忘れず持ってきたよ！」

「よし、それじゃぁ出発しよう。」

「「おー！」」

皆で電車に乗って海水浴場へ。

電車の窓から段々と近付いて来る海の景色に、何とも言えないワクワク感が込み上げてきた。

「□△海水浴場〜、□△海水浴場〜」

目的地に到達し駅を抜け、目の前にすぐに広がるのは辺り一面の青。

「わぁぁ…！」

浜辺では沢山の人が海水浴を楽しんだり、ビーチバレーをしている。

「よっしゃー！着いたぜー！早速準備して海行こうぜ！海！」

「待て竜司、そっちは海水浴場じゃないぞ！」

「A、大丈夫？」

「え？うん、大丈夫だよ？」

蓮君が何故か私を心配して来る。
顔色でも悪かったのだろうか…

「おーい、ヒッシー！こっちこっちー！」

「あ、待ってー！それじゃぁ蓮君たち後でね！」

私は手を振りながら男子組と別れた。