Another-19 ページ22
一瞬の隙。
槍の範囲より内側に入った私は懐に潜り込み顎に一撃を入れる。
脳が揺れて意識が消えたところをチェーホフは力業で覚醒させる。
オイオイ、化け物じゃねーか。
銀さん風に悪態をつくが敵さんは待ってくれない。
攻撃の手を緩めないように次々に技を繰り出すが隙は出来ない。
ならば
「君、ドストくんの仲間だろう？
共喰いに邪魔になるから私をここに呼び出した、違うかい？」
チ「なるほど、頭が回るのは嘘ではないようだな。」
「肯定と、見なすよっ…うわっ！？」
神「俺も混ぜて、よっ！」
傘を大きく振りかざし、チェーホフの槍にぶつかる。
双方がぶつかった影響で衝撃波が発生する。
後ろに飛ばされないように踏ん張っていると神威の足が此方に迫ってくる。
「うわっ！？
私、君と戦ってる暇無いんだけど。
私が用事があるのは彼方の異国人なんだよね？」
神「今の避けるなんて凄いね。
久々に滾ってきたなぁ。」
「迷惑極まりない！って、一寸っ！？」
拳が頬を掠めてﾋｭﾝｯと風を切る音がした。
身体強化してるから拳を受け流せているけどもう一人いるからさ、危ないんだよっ！
神「お？」
神威の拳を受け止め、手首を掴み懐に潜り込む。
そのまま襟首を掴み、体を回転させ左足を踏み込み前方向──すなわちチェーホフが待ち構えている場所に投げた。
しかし神威はチェーホフを蹴るとこで壁に叩きつけられずに着地できた。
チェーホフは可哀想に壁に叩きつけられていた。
なんかついでみたいなやられ方で申し訳ないな。
神「ねえ、アンタ何者？」
凄く良い笑顔で聞いてくるけど狂気じみているように見えるのは私だけかな？
「一応喫茶店のマスター」
神「喫茶店より向いてる仕事あると思うよ？」
「私でも流石に傷付くからね？」
また神威が此方に突っ込もうとするがチェーホフの体から文字の羅列が出現し、神威は彼に意識を移す。
チ「これほど虚仮にされたのは初めてだ。
お前は生きてさえいれば良いと言われている。
なら、四肢が無くなったところで問題ない。」
問題しかないわ。
というかその手に持ってるのって
チ「射殺せ“神殺鎗"」
私は咄嗟に神威を庇いながら転がるようにしてその場から逃げた。
伸縮の際、刀身が塵になり、貫いた相手の体内に塵の破片を残し、
残された破片には細胞を溶かす猛毒がある。という能力。
何故気がつかなかった私。
あれはBLEACHのキャラの一人、市丸ギンの武器だよね？
ねえ、君ってもしかして──
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ユウ(プロフ) - 更新まってます！ (2021年10月25日 13時) (
レス) @page37 id: d7bd017054 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna1202(プロフ) - 呪術廻戦とのコラボが見たいです！！ (2020年12月8日 16時) (レス) id: 1a3b3ba982 (このIDを非表示/違反報告)
甘栗(プロフ) - クレハさん» そんなことないですよ！恥ずかしながらうっかり見落としていたので助かりました。ありがとうございます！ (2019年11月21日 21時) (レス) id: 8ba49da6fd (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - 甘栗さん» 初コメントが指摘ですいません！しかし、気になったもので……無理せず頑張ってください。 (2019年11月21日 21時) (レス) id: a8882568e6 (このIDを非表示/違反報告)
甘栗(プロフ) - クレハさん» 変換ミスしてました！教えていただきありがとうございます。 (2019年11月21日 21時) (レス) id: 8ba49da6fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘栗 | 作成日時：2019年8月1日 17時
