Another-12 ページ13
煙の中からアフロヘアーになった土方さんが出てきてから暫くの間わちゃわちゃしていると山崎退が来た。
あんぱん持ってたっけ？
無いな。
持っていたらむしろ怖いわ。
バドミントンやりたい！
カバディでも可！
地味だけど好きだよ山崎！
32歳だと知った時は驚いたよ山崎！
いや山崎さんなのか？
ほわほわしている私を他所に山崎は報告を始め…
山「副長！
話が……
何があったんですか？」
土「……何も聞くな。
どうしたんだ、そんなに慌てて。」
はあ、と不思議そうな顔をした後に顔を引き締め直した山崎が報告を始めた。
え、私達の前で普通に話して良いの？
山「今朝型の件ですが、目撃者による証言でとある異国の男があげられました！」
通りすがりにいきなり襲いかかるといる血気盛ん過ぎる物騒な輩のようだ。
天人だけでなく異国の人間も歌舞伎町で事件を起こすとか…。
それよか朝から事件なんて物騒だな、なんて聞いていると
山「あれ、見かけない方ですね？」
ここで気がつく？
話が気になるのに。
近藤さんが山崎に私について説明しだした。
山「だ、大丈夫ですよ！
すぐに捕まえるので安心して観光してください！」
沖「珍しくやる気ですねｨ、ザキ。
もしかして惚れたんですかｲ？」
横から茶々を入れる沖田君に
山「ちちち違います！
真撰組の一員として一般人を守る必要があるだけです！
とにかくこの人を見たらすぐに伝えてくださいね！」
顔を赤くして慌てて否定する山崎は話を反らすために人相書きを見せてくれた。
どうやら常磐色の髪の長身の若い男らしい。
この顔立ちはアジア系ではないなぁ。
すると山崎は困った顔で頭を掻いた。
山「目撃者の中ではその男は襲いかかる直前に文字の羅列が体から出たそうですよ。
ま、そんなことあり得ないですよね。」
周りの人達は襲われて気が動転しているだけでしょうと言っていたが違う。
「どこでその件起きたんだい？
そこには近寄らないようにしたいから知りたいのだけど。」
山「そうですね、ここからだと…」
説明された場所は紅桜編で桂さんが襲撃された場所だった。
銀魂のイベントがあった場所。
私がこの世界に来た時と同時刻に発生した事件。
そして文字の羅列。
推測は確信に変わり、断言できる。
間違いない。
私をこの世界に呼び出した異能力者は歌舞伎町に居る。
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ユウ(プロフ) - 更新まってます！ (2021年10月25日 13時) (
レス) @page37 id: d7bd017054 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna1202(プロフ) - 呪術廻戦とのコラボが見たいです！！ (2020年12月8日 16時) (レス) id: 1a3b3ba982 (このIDを非表示/違反報告)
甘栗(プロフ) - クレハさん» そんなことないですよ！恥ずかしながらうっかり見落としていたので助かりました。ありがとうございます！ (2019年11月21日 21時) (レス) id: 8ba49da6fd (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - 甘栗さん» 初コメントが指摘ですいません！しかし、気になったもので……無理せず頑張ってください。 (2019年11月21日 21時) (レス) id: a8882568e6 (このIDを非表示/違反報告)
甘栗(プロフ) - クレハさん» 変換ミスしてました！教えていただきありがとうございます。 (2019年11月21日 21時) (レス) id: 8ba49da6fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘栗 | 作成日時：2019年8月1日 17時
