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42話 ページ6

私だけ拉致られる

「何故に自分は担がれてるんですかね?」

中「首領に聞けよ」

私の質問はスルーされ担がれていく
森さんのいる部屋の前に着くと下ろされた
俵持ちされていたからお腹が中々痛かったのよね
それにしても

「会いたくないなぁ」

中「拒否権はねぇからな」

わかってますよ
でもさ
森さんがカッコいい分類の人間で二次元で見たことあったから許されているけど、中年が幼女を追いかけてるのは犯罪感が凄い
中也がわざとらしく咳き込んだ
すると

森「君達は何も見ていない、良いね?」

中「はい」

「ええ、良い歳した成人男性が幼女を追いかけ回しているところなんて見ていません」

森「彼等以外にもこんな風に言う人がいるとはね…」

森さんは苦笑し中也は凄い形相で睨んでくる
フリだと思ってつい言ってしまったのだよ

森「君が未来が見える異能力者と言われているものかい?」

「は?そうなの?」

中「俺に聞くなよ…;」

そういえば治もいってたね
どうしてそんなことに?

森「本当に知らないって顔してるけど中原君、彼で本当に合ってるのかい?」

中「はい、芥川に確認したところ間違いないかと」

犯人はお前か芥川!
未来が見えるではなくて正しくは知っているなんだよなぁ
それに私の作戦に邪魔されるのは不本意なんだよね

「何か勘違いされてません?偶然が重なってるだけかと思われるんですけど」

森さんがめっちゃ見てる

森「偶然、ねぇ…」

何この間は!
もう帰らせてくれよ

「あのー、帰っても良いですか?」

中「よくもまぁポートマフィアの本部で尚且つ首領の前でそんな風にいられるな」

無事に帰れると思うなよって事ですか
参ったものだ

「だから、俺は未来は見えないんだって…只の喫茶店のマスターだよ」

中「喫茶店のマスターがうちの拘束具外せるかよ」

森「へぇ、そんなことがあったのかい?」

「余計なことを…」

中「聞こえてんぞ」

森さんの目の色変わっちゃったじゃん

「先に言っときますけどポートマフィアに入りませんからね」

森「君が断ったら殺すと言ったら?」

「貴方は俺を殺さない」

森さんと私は不敵に笑いあう
中也から見て気味が悪いに違いないだろう

森「どうてそう思うんだい?」

「貴方が求める情報を俺なら集められるから」

森「ほう?例えば?」

「組合の情報…とかね」

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甘栗(プロフ) - クレハさん» 私の趣味丸出しです笑。そう言ってもらえて嬉しいです。頑張りますね! (2019年2月26日 15時) (レス) id: 8ba49da6fd (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - すごく面白いです!私の好みドンピシャです。更新待ってます。 (2019年2月25日 23時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
甘栗(プロフ) - 飛鳥さん» いえいえ!お役に立てて良かったです! (2019年2月23日 12時) (レス) id: 8ba49da6fd (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 甘栗さん» 教えてくださり、有難うございました! (2019年2月23日 9時) (レス) id: e183043180 (このIDを非表示/違反報告)
甘栗(プロフ) - 真昼ノ夜さん» そう言ってもらえて嬉しいです!頑張ります!! (2019年2月22日 18時) (レス) id: 8ba49da6fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘栗 | 作成日時:2019年2月4日 19時

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