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メモNo.38(オリジナル) ページ46

今日はオシャレをして普段しないメイクもして
鏡の前で何回もチェックして時間通りに家を出る、待ち合わせの場所には

「〇〇さん、お待たせしました」
「今日も可愛いね、メイクしてる!」

小さいことにも気付いてくれる〇〇さんは優しい人

「〇〇さんって運転手だったんですね」
「それって車の免許持ってた!って言いたかったの?」
「はい!」

そう言うと〇〇さんはクスクスと笑って

「そんな所も可愛いよ」

そう言って優しく頭を撫でてくれる

「今日は俺のオススメの場所で予約してるんだけどいいかな?」
「はい」

〇〇さんに付いて行くと高そうなお店だった

「〇〇さん、ここって…」
「この前、綺麗なお店って話してたでしょ?」
「確かに話してましたけど」

不安になりつつ〇〇さんの後を着いていくとVPルームと書いてある看板を見た、案内人の人が部屋の扉を開けてくれて入ると

「あ!このぬいぐるみ!」

私が個人的に好きなクマのぬいぐるみが置いてあった

「可愛い!」
「俺の知り合いがしてるお店でね」
「〇〇さんって沢山の交友関係ありますね」

そう言うと〇〇さんはまた笑って

「そうだね、仕事上かな」

と言った

「そうだ、特別なことは出来ないけど」

そう言って〇〇さんが探し物をしているとディナーが来て

「食べ終わったら渡そうかな」
「分かりました」

美味しく食べて窓を眺めていると扉のノック音がして入ってきたのは

「〇〇さーん、持ってきたよ」
「ありがとうね、そっちのお姉さんの方に置いといて」
「わかった」

背が高い男性がそっと小さいケーキを置いてくれる

「ありがとうございます」
「ゆっくりしていってね!」

ととびきりの笑顔で言われて私も笑顔で返した

「ねぇ」
「はい?」

〇〇さんを見ると

「ケーキでわかっちゃったかもしれないけど、お誕生日おめでとう」

そう言われてニコリと笑った、私も笑顔で返して

「ありがとうございます」
「はい、どーぞ」

四角い箱が私の前に置かれた

「開けてもいいですか?」
「いいよ」

ゆっくり開けるとネックレスが入っていた

「可愛い!」
「でしょ、似合うと思ったんだ」

そう言ってニコリと笑った〇〇さん

「付けてあげる!」

そう言って〇〇さんにつけてもらって見ていると

「ネックレスを送る意味って知ってる?」
「ネックレスって確か…束縛とかでしたっけ?」

そう聞くと〇〇さんは私の手を握って

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作者名:P4lwL6FvcvmThfX | 作成日時:2022年2月18日 16時

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