メモNo.7(俺とお前の関係) ページ8
(湊視点)
隣に座って横を見るとすねてる感じの雰囲気
「どうしたんだよ?」
「別に」
そう言って立ち上がり俺を見た
「子供が出来たら私は放ったらかしかもね」
と言われて子供達の方を見る
「悪かったって、デートのこと」
「別にいいよ、仕方なかったし」
とやっぱりすねている、本当なら今日は結菜と2人で出かける予定(デートの予定)だったが急におばさん達が出かけるとなり預かることになってしまった、最初は結菜も子供の相手をしていて、「子供が出来たらこんな感じなんだろうな」と思っていると他の子供達に「遊べー」と言われて遊んでいて現在の状況に返って来る
「なぁー」
「何?」
振り返りはしなかったが返事はした
「子供出来たらさ」
「うん」
結菜を後ろから抱きしめて
「俺と結婚しよ、子供が出来なくても俺と絶対結婚しよ、絶対幸せにする自信しかないから」
と言えば少しだけ笑った結菜が
「放ったらかしにされちゃう?」
「今度はしない」
「嘘っぽい」
お互い向き合ってニコリと笑い合った、おばさん達が帰ってきて、俺もお邪魔させてもらっていると
「はい、2人とも書いてね」
「「え?」」
俺達の前に出されたのは"婚姻届"だった
「ちょっと、お母さん?!」
「ちょっと待ってよ、お母さん!」
俺達のお母さんは
「「結婚前提だからね」」
と嬉しそうに言う俺達のお母さん達、結菜は赤面をして俺はそんな将来が近くにあるのだと感じた
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作者名:P4lwL6FvcvmThfX | 作成日時:2022年2月18日 16時