検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,963 hit

9 ページ9

ぬいぐるみさんも噛まれと痛いだろうし、長年あの2人と一緒にいるなら
魂を持っててもおかしくない

“大切にしてあげたいしあと、綺麗にしてあげたいな…“

ぬいぐるみをじーと見ていると所々汚れが目立つ

“どうしようかな…洗ってあげたいけど人間じゃないからな…“

私は鼻でぬいぐるみを弟者さんの前に押して、汚れている所に優しく手を置いて弟者さんを見た

弟者「このぬいぐるみがいいのか、このぬいぐるみ汚れちゃってるし、使い古しだからな」
お「お風呂に入れてあげてそっから考えようか」

そうおついちさんが言って私はニコリと頷いた

お「とりあえずこのぬいぐるみをお風呂に入れてあげないとね」

そう言って私を見た、私はこくりと頷いて手を地面に着けた

“ぬいぐるみさんが洗濯機の中で回ってるのを見ると私も目が回る“
”見るからでしょ”

と言われて

お「茉彩ちゃん、ぬいぐるみをお風呂に入れてもいいかな?」
“お願いします“

私は頷いた

“ついて行ってもいい?“
”一緒に行く”
“わかった“

おついちさんが優しく持ち上げて歩いて行くのを2匹でついて行く

お「ここは狭いからもうちょっと手前で待ってて」

と言われて浴槽のドア前で待っていることにした

“綺麗になってるかな?“
”お風呂入るからさっきよりは多少綺麗になるとは思うよ”
“楽しみだなー“

ウキウキで待っているとしわくちゃの線が入ったぬいぐるみが優しく洗濯機の中に入って行った

お「あとは目が回るけどもうちょっと綺麗にしてもらう」

スイッチを押して待つことに

弟者「おついちさーん、バーブ買ってきたよ」
お「ありがとう」

おついちさんの後をついて行くと弟者さんが袋に入ったハーブを持っていた

”ハーブだー!”
“青色はハーブが好きだよね“
”ハーブは最高にいい匂いで安心する匂いなんだよね”
“前も言ってたね“
”忘れられない匂いになってしまったけどね”
“それはわかるかも“

あのお兄さん達がハーブのお茶を飲んでいたのを思い出す

お「ハーブティーでも作るかな」

そう聞こえて青色がピクっと反応しておついちさんを見た

お「もしかしてハーブティー好き?」

そう聞くとコクコクと頷く青色

弟者「狼ってハーブティー飲むんだ」
兄者「ハーブティーって狼飲めんのか?」
弟者「初めて聞いた」
お「僕も」

そう言って青色を見ると青色は「早くー」とおついちさんんの太ももら辺に前足(両方)を置いてて急かしているように見える

10→←8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:赤月元愛 , 2bro
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:P4lwL6FvcvmThfX | 作成日時:2021年10月22日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。