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“もうちょっと寝てたいなー“

ウトウトしていると青色が家の中に入ってきて私の顔の上に
体を置いたそのまま眠った

(青色)

赤色が寝たみたい

”「せっかく集めたのに…”

風で飛ばないか心配だが赤色のことも心配

”お茶飲みたい…”

まぁいいか、飛んで行ってもまた集めればいいし

”あの人達距離近いんだよな”

主にあの"兄者さん"っていう男の人は触ろうとするし

”やだな、近寄らないでほしい”

赤色はいいのかもしれないけど私は苦手だ

赤色が体を動かしているのを見て体を起こすと赤色の目が開いた

“青色のいやーなもん見えたよ“
”本当のことだし”

そう言って赤色の顔に手を置いた

“もー見えなーい“

と言って首を左右に振っているのを見て手を下ろした

(弟者)

2匹のやりとりを見ていると

お「仲良しだね」
弟者「だね」

兄者がこっそり近付き触ろうとする紗彩ちゃんに威嚇される

弟者「兄者、やめときなって」
お「まだ触れないよ」
兄者「わかってるけど触りたい」

兄者くんがどうやって触るかを考えている。

お「物理的に距離詰めないであげて」
弟者「せめて心の距離からじゃない?」

そう言われて兄者くんが物理的に距離を取った。

お「どうやって距離詰めるの?」
弟者「うーん…好きな物とか?」
兄者「言葉の理解の有無を確認したいな」

紗彩ちゃんはさっき集めた葉っぱを見ていた、茉彩ちゃんは周りを見てキョロキョロしている。

お「紗彩ちゃんはさっき集めた葉っぱを気にしているし、茉彩ちゃんは周りを見てキョロキョロしてるから何か探してるのかな?」

おついちさんがそう言うと2匹はこっちを見て座った

お「何が好きなのかな?」
弟者「2人の前にいろんな物を置いてみない?」
兄者「いいな」

ぬいぐるみと音がなるおもちゃと何故かミキサーを置いた兄者くん

弟者「よし、好きな物あるかな?」

そう言うと紗彩ちゃんは庭に降りて葉っぱを何枚か加えてミキサーの前に置いてこっちを見た

お「洗って飲みやすくしてみようか、でも葉っぱだし、体には良くないよね…」

おついちさんが考え出す

弟者「茉彩ちゃんは?」

茉彩ちゃんはぬいぐるみの前に座って匂いを嗅いでいる

弟者「兄者と俺のお下がりになっちゃうけどね」

そう言うと茉彩ちゃんはピタッと止まって座った

弟者「どうしたの?」

(赤色)

ぬいぐるみを見て思ってしまう

“抱きしめたいんだよね、ぬいぐるみは“

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作者名:P4lwL6FvcvmThfX | 作成日時:2021年10月22日 11時

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