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第38話:昼休み ページ43

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「資格修得後はプロ事務所にサイドキック入りが定石だもんな」

「そこから独立しそびれて、万年サイドキックってのも多いんだよね……上鳴、あんたそーなりそう。アホだし」

「くっ‼」

「当然、名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる。時間は有限。プロに見込まれれば、その場で将来が拓けるわけだ」

「年に一回……計三回だけのチャンス。ヒーロー志すなら絶対外せないイベントだ!」

『……(この学校での体育祭は生徒にとっても、国にとっても一大イベントなんだ……)』


世界が違うなぁ……なんて考える。

結局のところ、今の自分には深く関係のないことだからなぁ……。

このクラスでやっていけるのだろうか……今までの話を聞いている限りでも、ノリノリなクラスメイトたち。
正直なところ、そのテンションにはついて行けそうにない。


考えれば考えるほど思考は悪い方に向かい、不安が募っていく気がした。







ーーー



その後は授業を受けて四限目が終わると即座に立ち上がり、食堂へ向かう。


「あっ……」という声が聞こえたが、聞こえない聞こえない!


スルーして通り過ぎた。









食堂へ着くと入り口で校長先生が待っていた。
校長先生と2人で食堂の片隅でランチを食べる。
何を話すわけではないけれど、箸を進めていく自分の姿を見て、校長先生はとても嬉しそうにしていた。

時間いっぱいまで食堂で過ごして、午後の授業が始まるギリギリに教室へ戻る。
何人かの視線を感じたが、気にしない気にしない。

午後の授業に集中して取り組んだ。







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第39話:距離→←第37話:雄英体育祭



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作品ジャンル:アニメ
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小崎相良(プロフ) - 評価150票!皆様、ありがとうございます!嬉しさでにやにやしております(笑) (2019年7月12日 19時) (レス) id: be5de34a4a (このIDを非表示/違反報告)
小崎相良(プロフ) - 瀷さん» コメントありがとうございます!頑張ります(´∀`*) (2019年6月1日 20時) (レス) id: fd7aceb583 (このIDを非表示/違反報告)
- 弔推しなんですけど、初登場が可愛いw頑張ってください! (2019年6月1日 19時) (レス) id: 3960a531d7 (このIDを非表示/違反報告)
小崎相良(プロフ) - 充希さん» ありがとうございます!どの場面でしたか?訂正したいので、教えて頂けると嬉しいです (2019年3月13日 23時) (レス) id: 4835e70326 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - オールマイトの一人称は僕ではなく、私です! (2019年3月9日 13時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小崎相良 | 作成日時:2018年9月30日 14時

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