竈門家の長女はみんなの嫌われ者

参拾陸話 ページ44

〜産屋敷邸〜





うわ〜緊張するー





あ「継国様。今日は来てくださりありがとうございます」





『あ、あまね様。』





びっくりした〜





あ「こちらです」






テクテク





あ「では、私はこれで」





『はい。案内していただきありがとうございます』





お「入っておいで、炭奈」





『はい。失礼します』





お「そんなに緊張しなくていいよ。今日、せっかくの非番なのに時間を取ってしまって申し訳ない」





『いえ。大丈夫です』





お「では、早速本題に入ろう。
花奈美を鬼殺隊から追い出そうと思ってね。
炭奈の意見を聞きたいんだ」





愛柱を鬼殺隊から追い出してもいいけど...





『私は、愛柱を追い出してもいいです。
でも＿＿＿＿＿＿＿＿＿』





お「そうかい。
じゃあ、＿＿＿＿＿＿＿＿＿をする。
それだけでいいね？」





『はい。
私の意思を尊重してくださって
ありがとうございます』





お「じゃあ、また。
杏寿郎と仲良くね」





『はい。
では、失礼しました』





あ「継国様、お話は済みましたか？」





『はい。
皆さん、お体にお気をつけくださいね』





あ「ありがとうございます」





私は屋敷に戻る





はずだった...





炭「炭奈！
俺たちを継子にしてください！！！！」





は？





善「お願いします！！！」





伊「おい、炭奈！！(夢主の名前、覚えた)
俺の親分になれ！！
お前だけ、特別だぞ！！！」





えぇ...





『と、取り敢えず、私の屋敷で話そうか』





〈日屋敷〉





『...で、私の継子になりたいの...？』





正直、元兄は継子にしたくないし...





『じゃあ、善逸くんと伊之助くんだけ付いてきて』






炭「えっ！？」





『炭治郎くん、絶対についてこないでね。
いい？』





少し、殺気を放ちながら言う





炭「はい」





『善逸くん、伊之助くんこっちだよ』





私は善逸くんたちを違う部屋に案内した。





善「何で炭治郎を連れてこなかったんですか？」





『私の正体を知られないため』





善「正...体...？」





『じゃあ、私と炭治郎くんとの関係について話そうか』

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