深呼吸って地味に重要3 ページ9
でも今世のわたし滅多に息切れないし仕事し続けても体バキバキにならないじゃんラッキー(？)なんて思ってると最近買ったマンションに近づいて来た。
すると、武ちゃんはわたしが原稿を書き終わっていることを察したのか驚いた雰囲気を漂わせ始めた。電話越しでも分かるくらい驚かれているようである。
いつもごめんな武ちゃん！
「…………まさか」
「そのまさかよ武ちゃん」
「ちなみに何を書き終わったんだ？」
「『猫派な探偵』第3作目と短編版1週間分終わったぜ」
「だから最近天気が
「それを否定できないのが痛いところだわ」
なんてふざけた会話をしながら建物の屋上を使ってマンションに向かっているともうマンションは目前に迫っていた。
くだらない会話ってなんで話題尽きないんだろ………。そろそろこの現象に名前付かないかな？
「マンション着いたし切るわ」
「お前マジで住んでたんかよ」
「いやまだ信じてなかったのかよ、いい加減信じてよ」
「はははっ悪かったって」
最後までそんな軽口を叩きながら会話する。武ちゃんとはいつの間にか戦友みたいな関係になってた(主にわたしが締め切りを守らないせいで)。
マンションの裏側まで来て自分の部屋を見上げる。うへぇ高いなぁ……。あんなところから飛び降りたのかわたし………いや無謀すぎる！！でも無傷どころか楽しんでたよなぁ……。
とか思いながら、人の気配と視線がないことを確認しつつ
屈伸したり足の準備運動を少しした後。
限界まで自分の足に力を込めた。やることは一つ！
「 “逆”フリーフォォォォオオオル！！！」
上に向かって思いっきりジャンプ！！どこまでやれるか自分を試したいの！！ディ◯ニー風に言うとね！！
え？下の方でコンクリートがメリッて言ったって？い、いやいやいや気のせいだってば。ほんとに。ﾎﾝﾄﾆﾎﾝﾄﾀﾞｯﾃﾊﾞ。
なんて茶番を頭の中で考えてる間にもわたしは猛スピードで上まで登って行く。と、空中で減速し始めたから慌てて近くのベランダに降り立つ。
マンションのベランダは一応共有部分だから、住民ならば誰が入っても怒られない。
いやまじでマンションで良かったー！これ違ってたら怒られるどころじゃなかったよね！？さすがに不法侵入まで罪を重ねたくはないわ！！
とか思いながら階数を確認すると15階であった。
いやジャンプ1個が15階分って………
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あいな(プロフ) - 彩さん» 嬉しいですぅ！！ありがとうございます！！ (2020年9月4日 11時) (
レス) id: ae58e04968 (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！！次の第4話から松田さんが出てきます！ (2020年9月4日 11時) (レス) id: ae58e04968 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 初めまして！このシリーズ大好きです(o^^o)更新楽しみにしてます！ (2020年8月31日 19時) (レス) id: bdfba8aa51 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください。楽しみにしてます！(推し(松田さん)達がはやく出てきて助かって欲しいですね！) (2020年7月31日 14時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいな | 作成日時：2020年7月13日 3時
