組織絶許になる瞬間 ページ26
「え、倉敷さんもう潜入したんすか」
「……まァな。布石を打っていたとは言え、うまく行きすぎてる気もするが」
「そすか、気をつけてくださいね」
「わァってらァ」
おはようございます。あの後組織の個室でスヤァした後、適当に理由をつけて組織から出て慌てて出勤したAです。
ちなみにものすごく遅刻ギリギリだった。って言っても朝は抜くことが多かったから大した問題でもない。
上司への報告を聞いてたらしい
「そういえば倉敷さんはコーヒー飲まないんすか？」
「飲めねェだけだ、ほっとけ」
「意外すね」
「そォかよ」
なんてくだらない会話をしながらデスクワークを片付けていった。わたしの場合、主に始末書を書きに書きまくった。それはもうテンプレを作った方が早くね？ってくらい。
だいたい4分の3ほど始末書を書き終わったところで昼になった。思ってたより進まなかった原因は、頭の大部分を占める
それを解消すべく、さっと席を立ち課長のところへ向かう。聴くことは一つ。
「マンションで銃撃戦があったって話、知ってっか。」
「……どこまで知っているんだい？」
「質問に質問で返すンじゃねェよ。」
「それもそうだ。……そうだね、君はあの組織に潜入するんだ、知る権利がある。
公安の
警察手帳を持っていけば参事官権限で入れるから行っておいで。私が説明するよりその方が早い。」
「恩に着る。」
ざっと踵を返し駐車場に向かう。
そう、昨日の廃マンションのことがずっと気にかかっていた。やっと調べられる、そう思うと足が自然と早くなってしまう。
煌月に呼ばれた気もせんでもないが今はそれどころじゃない。後で話聞くから、ごめんな煌月。
立華ちゃん搭載済みの、日本で使う用に新しく買ったバイクに乗って公安に向かう。
さすがは立華ちゃん、もうこの辺りの地理は把握済みなのか10分足らずで公安についた。入り口で警察手帳を見せて、件のコンピューター室へ向かう。
「ここかァ……！！」
あ、どこかで見たことあるって思ったらここってキュラソーに侵入されるところじゃん！！うわぁー……まさかここに来るとは思ってなかったわ。
少し緊張しながらその部屋に足を踏み入れた。
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あいな(プロフ) - 彩さん» 嬉しいですぅ！！ありがとうございます！！ (2020年9月4日 11時) (
レス) id: ae58e04968 (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！！次の第4話から松田さんが出てきます！ (2020年9月4日 11時) (レス) id: ae58e04968 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 初めまして！このシリーズ大好きです(o^^o)更新楽しみにしてます！ (2020年8月31日 19時) (レス) id: bdfba8aa51 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください。楽しみにしてます！(推し(松田さん)達がはやく出てきて助かって欲しいですね！) (2020年7月31日 14時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいな | 作成日時：2020年7月13日 3時
