カノーチェ爆誕3 ページ16
とりあえず先に黒服さんに会って血をもらわなきゃ!!
仮死銃とは別にカノーチェの時にポケットに突っ込んでいる血のりパックにその人の血を入れて服に忍ばせて仮死銃を撃てばなんとびっくりマジで息絶えたようにしか見えないのだ。
窓から部屋に入り、少しステルスを解き素早くリビングへ行く。
やべぇもうすぐジン達がリビングに着く……!!
そう思って螺旋階段のポールに飛び移り、次の瞬間には手を離し一気に1階まで飛び降りリビングへ向かう。わたしの体はこの程度の高さから飛び降りようが全然問題ないのだ。
そしてリビングに辿り着いたけど同時に玄関につながるドアも開きジン達が出てきた。タイミングの悪さを嘆いている暇なんてない。とりあえずどうにか血を貰わないと……!!
「………なんでテメェがここにいやがる!!」
「それはこっちのセリフなんだけど。何?君って俺のストーカー?
ごめんね?俺、愛してるのは人間であって君個人じゃないんだ。だから君の思いには答えられないんだ」
「あ、アニキ!!知り合いですかい?」
「………前に話しただろ。組織に入れたい人間がいると」
「コイツのことだったんですかい!?」
「……勧誘は後だ。先にコイツを片付けるぞ」
アッ黒服さん空気にしてごめんね!?でも今から嫌でも空気じゃなくなるから!!
そして混乱している黒服さんを横抱きにして2階へ走り出す。
「あっははははは!!いいこと思い付いたから君のこと助けてあげる!!」
「「はぁ!?」」
「………おいテメェ!!どういうつもりだ!!」
「おぅっと怖い怖い!!そう銃を構えないでよ!!………って聞いてないね!!」
後ろからジンとウォッカがわたしを追いながら銃を撃ってくる。サイレンサー付きで音はないけどバッチリ見えるから避けられる。
後ろの2人はわたしの体が邪魔でわたしの手なんて見えないだろうから、この隙に背中から注射器で血をもらい2つのパックに血を流し込んでいく。
黒服さんは混乱してるのか痛みに気付かない。ラッキー!
「……なんで俺なんか助けるんだ?」
「ん?それはまだ内緒ー!」
螺旋階段の真ん中から勢いよく床を蹴り、手すりを蹴って上へ向かうスピードを更に上げながら2階へ着く。
そして黒服さんを床に下ろし1つのパックをソッと服に忍ばせ、もう1つのパックを忍ばせた防弾用カツラをこっそり被せて準備は万端。
今からサイコパスな行動するけど許してね☆
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おもち(プロフ) - ありがとうございます! (2020年7月19日 6時) (レス) id: da120451b3 (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - おもちさん» こんにちは!!夢主ちゃんは「lococo」さんで作成しました! (2020年7月19日 5時) (レス) id: d45b537d58 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - こんにちは作者様!いつも読ませていただいております!そしてとってもどうでもいいのですが、夢主ちゃんのイメ画って誰が描いた、もしくはどこでつくったんですか?できれば教えてもらえると嬉しいです!これからも応援してます! (2020年7月10日 8時) (レス) id: da120451b3 (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - れいすみすさん» ハクさんはこれからとんでもなく口と形相が悪くなっていく予定なんです……よければまた呼んでくださいね! (2020年7月2日 21時) (レス) id: d45b537d58 (このIDを非表示/違反報告)
れいすみす(プロフ) - やはり面白いですね…個人的にハクのキャラも好きです。今後の展開がとても気になります!楽しみにしています。更新を心待ちにしております!お身体ご自愛くださいませ。 (2020年6月27日 12時) (レス) id: 993cffbbce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいな | 作成日時:2020年6月1日 5時