親子ごっこー続ー

事件はもっと昔に起きていた ページ6

チェウナなのかチェ・ウナなのか？

チェウンと言う名前の愛称としてチェウナと呼ぶ。
これ親しげ。なんかやだ

チェ・ウナとすると。
うん。他人。

チェ・ウナ…
ん…？
ウナ？
なんだ？
なんか……？
なんだろうか……？
引っかかる。

なんか頭…痛て。
イッタイなぁ…

気が遠くなる…



“Aさんですっけ？日本人が…日本人のくせに！
ユンギオッパと釣り合わないんですよぉ！！
オッパは私のです。ウナのオッパなんです！！
私の中に…オッパの子がいるんです！返して！オッパを！！”






あぁぁ…思い出した…すっごいこと忘れてたわ。

グクがお腹にいる時に…
すげーパンチのある攻撃受けた。


「おい？A？どうした？」


グクを抱いたまましゃがみ込んだ私。
ユンギが心配そうに駆け寄る。

「オッパ！！そんな女ほっておいて！ウナとセナと帰ろう！」

そう言ってユンギに近づこうとするが

「来るな！！」

ユンギが一括し
キム先生が間に立ってくれた

あぁぁ、マジで気が遠くなってきた

が！私はオンマだ。
こんなとこでくじけられん！！
と思っているが、立ち上がれないな…


「ミンさん、ジョングクくんとジミンくん教室に連れてきます！！
すぐ戻りますから！」

キム先生がそう言って息子たちを両手に抱いて連れて行った。

他の先生がセナちゃんを連れて行く。

セナオンマもとい、ウナという女は娘はもう見えてないらしい

「なんで！！その女のせいでオッパと私は一緒になれなかった！
なんで…なんでなんでなんで！！
なんで生きてんのよ！！！」


そうだ。

私…この女に…

お腹のグクごと蹴られて

職場の倉庫に閉じ込められて…

夏の暑い日…何時間も

空調もない倉庫で…

気が遠くなって…んで…破水したっけ

あぁ。全部この女のせいだったか。

どんだけ楽天的な性格だろうか

すっかり忘れてたわ。

そらばーちゃんの世界にも行くわな。

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