人類最強の悩み事。 ページ5
レオナとリヴァイは、交際して半年でその仲を明かした。年の割には物分かりのよく、落ち着いているレオナ。よく部下に慕われ、容姿は綺麗な部類に分類される。
これはハンジに今でもネタにされることがあるが、リヴァイにはそんな彼女へあの時ある悩み事があったのだ。
「レオナ…。」
リヴァイはそっとレオナの腰に手を当て、キスをする。付き合って三か月にもなるのに、キスだけで顔を真っ赤にするレオナが、リヴァイには可愛くて可愛くて堪らなかった。
「リヴァ…。」
レオナの開きかけた口を、リヴァイはまた塞ぐ。そしてそのまま舌を絡ませる。舌を絡ませ、混ざるお互いの唾液に体が奥から熱くなった。
「レオナ…ｯ。」
ムードは更に２人を盛り上げ、レオナがリヴァイの胸を少したたき、唇を離した。2人の離れた唇を、まだ繋いでいる唾液が光る。レオナの息を切らし、細める目とその官能的な表情と雰囲気にリヴァイは興奮を覚えた。リヴァイはもう一度レオナの唇をふさぐと、レオナの胸を服の上から触った。
…ここまでは良かった。ここまでなら、どのカップルもあることだろう。ここからが問題だった。
「あっ！」
レオナはリヴァイを押すと、顔を真っ赤にして距離をとった。
「エルヴィンに用事あるんだった！行かないと！」
レオナは足早にドアへと向かう。
「おい…レオナ…。」
ぽかんとするリヴァイ。
「今日はもう遅いし、そのまま部屋に戻るよ！おやすみ！また明日！」
部屋に取り残されるリヴァイ。これでもう何回目だろうか。またかと大きなため息をするリヴァイは、珍しくレオナが開けっぱなしのドアを閉めようとした。
「またかーい？リヴァイ。」
そのドアは閉まらずリヴァイが顔を上げると、そこにはハンジが立っていた。
「うるせぇクソ眼鏡。失せろ。」
リヴァイは、一部始終を見られた恥ずかしさと、ハンジへの面倒くささに背を向けた。
「それにしても粗暴で悩み事なんて無さそうなリヴァイが、ここまで悩むなんてね。」
ハンジはドアを閉めると、眉を八の字に下げてソファに座った。
「まさか、あーんなに可愛くてモテるレオナが聞いた感じ処女だなんて、面白いね。…あれ？これ、レオナのじゃない？」
ハンジの声に耳を貸してなかったリヴァイだが、レオナという言葉に反応を見せる。ハンジの持っている兵団服。その兵団服の胸ポケットを見ると、そこにはレオナ・スカイウォーカーと刺繍されていた。
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小西 利音(プロフ) - 雪さん» 初コメありがとうございます!! ｲﾁｬｲﾁｬｼｰﾝ下手ですけど頑張りますね〜。これからも応援の程宜しくお願いします！ (2017年8月4日 23時) (
レス) id: 0c2794af76 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - リヴァイ兵長とのイチャイチャ、ｸﾞﾌﾌ。この先がきになります！ (2017年8月2日 10時) (レス) id: 9c76beaa53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小西利音 | 作成日時：2017年7月26日 23時
