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「今日はありがとう、スニョンくん。スンチョルさんにも伝えておいて」

「ん。ちゃんと暖かくして寝ろよ」

「うん、スニョンくんもね」

「…じゃあ。」

「うん、また連絡する」

「ん!あ、そうだ、Aちゃん」

「…うん?」

「おれらの学校の近くに不審者が居たって。そっちでも聞いてる?」

「…いや、全然」

「どういうことだ。」

「じゃあ、明日聞くのかもしれないね?」

「んー。とにかく、気を付けて。一人で帰ったりすんなよ」

「うん、スニョンくんも気を付けてね」

「お、おれ?」

「?うん。危ないから」

「はは、そうだね、そりゃそうだ。おれも気を付けるよ」

「良かった。じゃあ、…またね」

「ん。また。」


おれは
家に入るAちゃんを見送ってから
スンチョルヒョンの待つ車に乗った


「帰らないと思ったら、…いつの間にかませやがって」

「いてっ、叩かないでよスンチョルヒョン」

「はは、良かったな、来てくれて」

「、うん。」


ミンギュについては聞けなかったけど。



















「…ただいまー」


出来るだけ静かに家に入る



「…おかえり、スニョン、遅かったんじゃない?」

「んー。ちょっとね」

「…うちの為って言っても頑張りすぎないでね」

「分かってるって、母さん、心配しないで」

「…そうは言ってもね、」

「チャンヒョン達は?」

「寝てるわ、スニョンのこと待つってさっきまで起きてたんだけどね」

「ん、ちょっとだけ見てくる」


母さんにそう言い残して
弟たちの部屋にいくと
スヤスヤ気持ち良さそうに寝ていて、

また明日も頑張ろうと思えた









おれのせかいは狭い




最初から狭くて、少しの可能性しか選べなかったせかい




でも最近それが少し広がった気がするのはただの気のせいかもしれない




きっと彼女と話すことでそんな気がしてるだけだ

わたしのせかい→←  ※



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ぴょん(プロフ) - 短編集からきました!まだ途中までしか読んでないですけど、良すぎて読み切ったら終わっちゃうのが悲しいです、私水名さんの作品めっちゃ好きです、素敵な作品を残してくださってありがとうございます!!作品の途中なのに伝えたくなるくらい気持ちが先走りました😭 (2022年11月17日 2時) (レス) @page45 id: 0051795449 (このIDを非表示/違反報告)
水名(プロフ) - ピョナさん» ピョナさん 凄くコメントに助けられました。ありがとうございます。ようやく完結できました。 (2022年2月20日 3時) (レス) id: 539b1ce7fb (このIDを非表示/違反報告)
水名(プロフ) - caraさん» caraさん ありがとうござます。また見ていただくチャンスがあればと願っています。 (2022年2月20日 3時) (レス) id: 539b1ce7fb (このIDを非表示/違反報告)
水名(プロフ) - テイさん» テイさん 嬉しいコメントありがとうございます、すぐに完結させられずすみませんでした。また機会があったら見て欲しいです。 (2022年2月20日 3時) (レス) id: 539b1ce7fb (このIDを非表示/違反報告)
水名(プロフ) - キヌさん» キヌさん ありがとうございます。コメントを見てなんとか完結させる気を起こしました、笑 (2022年2月20日 3時) (レス) id: 539b1ce7fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミナ | 作成日時:2016年2月22日 16時

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