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  ※ ページ13

突然立ち上がったミンギュくんに
視線がいく


「おれ!!もう一杯いっちゃおっかな!」


ウエーイ、なんて言いながら店員に叫ぶ彼
…この子本当に変な子なのかな


「…目立ってるよミンギュくん、恥ずかしい」

「おれこの見た目だけで目立ってるから、大丈夫」


…何が大丈夫なんだろうと周りの目を確認するためにぐるーっとあたりを見た



「んー、スニョンくん遅そうだしもう帰ろっかな」

「う、うん!そうしよ!」

「…ぷぷっ、」

「へ?」

「ミンギュくん、優しいね」

「…何のことだか」

「後ろの鏡に写ってた」

「…嘘。あー、もう」

「スニョンくんに彼女がいたって、…それは私がどうこう言える問題じゃないよ」

「、彼女ではないんだけど…うん」

「私は大丈夫、また今度謝るし」

「…ヌナ」

「一緒に待ってくれてありがと、帰ろう?」

「…うん。」

「そんなに落ち込まないでよ」

「、だって」

「気持ちは嬉しかったし、今日はミンギュくんのお陰でサル高のイメージ変わったし」

「うん…それはよかった」

「だからそんな顔しないで」

「うん、でもヌナ、本当にあの二人は付き合ってるわけじゃないんだ」

「ん、わかった、ありがとミンギュくん」


そして、私は初対面の優しいキムミンギュくんと別れて一人で家に帰った

初対面なのに、すぐ打ち解けられたのは
彼の人柄なんだろうな、なんて思いつつ

女の子と腕を絡めて歩くスニョンくんが頭から離れそうもなかった









 



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ぴょん(プロフ) - 短編集からきました!まだ途中までしか読んでないですけど、良すぎて読み切ったら終わっちゃうのが悲しいです、私水名さんの作品めっちゃ好きです、素敵な作品を残してくださってありがとうございます!!作品の途中なのに伝えたくなるくらい気持ちが先走りました😭 (2022年11月17日 2時) (レス) @page45 id: 0051795449 (このIDを非表示/違反報告)
水名(プロフ) - ピョナさん» ピョナさん 凄くコメントに助けられました。ありがとうございます。ようやく完結できました。 (2022年2月20日 3時) (レス) id: 539b1ce7fb (このIDを非表示/違反報告)
水名(プロフ) - caraさん» caraさん ありがとうござます。また見ていただくチャンスがあればと願っています。 (2022年2月20日 3時) (レス) id: 539b1ce7fb (このIDを非表示/違反報告)
水名(プロフ) - テイさん» テイさん 嬉しいコメントありがとうございます、すぐに完結させられずすみませんでした。また機会があったら見て欲しいです。 (2022年2月20日 3時) (レス) id: 539b1ce7fb (このIDを非表示/違反報告)
水名(プロフ) - キヌさん» キヌさん ありがとうございます。コメントを見てなんとか完結させる気を起こしました、笑 (2022年2月20日 3時) (レス) id: 539b1ce7fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミナ | 作成日時:2016年2月22日 16時

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