逢坂壮五の妹は。 (ページ7)

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5話，これから。ページ7

壮五side

志穂「…ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。それでも、私はあの家には

　戻りません。これからは、適当に苗字・年齢を偽り、マンションなどの住もうと思います。」

少し待ってほしい。志穂の話についていけない。

父さんが僕のことを、音楽のことを悪く言うのに耐えられなくなった、

つまり、家を飛び出した僕のせい、ということ…？

しかも、苗字を偽ってマンションに住むなんて、そんなこと…

壮五「待って。志穂。そんなこと…しなくていい。」

志穂「…兄さまはどうしろとおっしゃるのですか？」

壮五「…僕と一緒に暮らそう。」

志穂「兄さまがこの寮を出るということですか？」

壮五「っそれは…

環「しーちゃんが、ココに住めばいいじゃん。」

志穂「…四葉さん、言っている言葉の意味、分かっていますか？

　それに、しーちゃんとは誰のことでしょうか？」

環「しーちゃんはしーちゃん。だって、そーちゃんに出てって欲しくない。

　しーちゃんのことも、放っておきたくない。ボスにお願いしようよ。」

壮五「環くん…」

ナギ「Good ideaです！タマキ！」

三月「そうだな。壮五だって、志穂ちゃん？と一緒にいたいんだろ？」

陸「そうですよ！志穂さんは、オレたちのことを

　悪く言われたくなかったんでしょ？すっごく嬉しいし…

　事情を話せばきっと社長も…

一織・大和・志穂「「ﾊｱ…」」

三月「なんだよ。一織も大和さんも。」

一織「お言葉ですが、逢坂さん…逢坂志穂さんの置かれている状況分かっていますか？」

大和「イチに同感。ていうか、本人もちゃんとわかってるんだ？」

志穂「ええ…私は今、行方不明の身です。ここに住んだりなんてしたら、

　 IDOLiSH7に誘拐された、と言われてもおかしくないことが兄さま、分らないんですか？」

壮五「それは、そうだけど…なら、父さんに、許可をもらいに行く、とか…」

志穂「兄さま…変なものでも食べましたか？」

壮五「食べてないよ！」

環「そーちゃんから出る考えじゃねえ…」

壮五「環くんまで！？二人は僕を何だと思っているんだ！

　いいかい？僕は志穂のためならどんなことでもでもするよ。

　志穂は大事な…たった一人の妹なんだから。環くんもわかるだろう？」

環「まあ…」

大和「んじゃあ、明日。父親のとこ行け。それで話し合え。

　今日はここに泊まること。わかったな？」圧

壮五・志穂「「…分かりました…」」