逢坂壮五の妹は。 (ページ14)

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11話，告白ページ14

志穂side

今日一日、体調に気を付けて過ごした。

分かったことは、急な行動をすると、痛みが走る…ということ。

ただ、体育の時間も、ほんの少しだけ、痛みが走った。

ですが…ココはほとんどが良い家柄の人の学校。

体育よりも、跡取りのための勉強や、

様々な知識を優先的に始動される学校。

体育は週に一度だけ。気をつければ、問題は無い…はず。

A「逢坂さん、戸締り確認終わりました。日誌のほうは…？」

志穂「終わりました。私が提出してきますので、お先に

A「いえ、やりますよ。あの、言いたいことがあるんです。」

志穂「何でしょうか。」

何故、こんなに改まって…？

私、何かしてしまったのでしょうか？

A「逢坂さんが…いえ、志穂さんのことが、好きです。

　家柄のこともありますが…跡取り同士なら問題ないでしょう？

　ずっと前から。好きでした。」

…告白…？

志穂「お気持ちはありがたいのですが…申し訳御座いません。

　私は、あなたと付き合うことは出来ません。

　これからも、ただのクラスメイトでいて頂けないでしょうか…？」

A「っ、分かりました…日誌、出しておくので、先に帰っていてください。

　ですが、まだ諦めませんから。」

志穂「…日誌、よろしくお願いします。」